フレッシュプリキュア！ 第10話「タルトが祈里で祈里がタルト！？」
嗚呼、フレッシュは本当に全てを破壊して、そして再生してくれる。
赤尾でこさん、あなた凄いよ、マジ凄いよ…。
本編感想
私の記憶する限りでは、鼻をほじるヒロイン様というと、銀魂の神楽さんしか思い浮かびません。単行本によれば、空知先生は作品にはなっていないものの、それ以前にも鼻をほじるヒロインの出るネームを書いた事もあるそうなんですが、少年誌でもかなりギリギリなのに、幼女向けアニメでやるとは…何か、マジすげぇ。
今回は幸せとはテーマ的には関連性の薄い「コミュニケーション」の話。まあ、赤尾でこさんですし、テーマが激しくブレるのにはとっくの昔に慣れました。ありがとう夢原さん…。
こんなにブレる赤尾でこさんの脚本で劇場版作ったら、それはそれで面白いような気もするようなそうでないような。「スロットマシーン」と「人間と動物の心の入れ替え」とか、赤尾でこさん以外では、まず絶対に浮かばない発想です。
はい、閑話休題。
「だから理解し合う為には、怖くたって、面倒くさくたって、お互い一歩ずつ近づかなくちゃあいかん。」（山吹正）
今年のプリキュアは話し合いの出来る娘！
というワケでお互い、即ち、ブッキーが自分を噛んだフェレットの気持ちになれて、タルトもブッキーの気持ちに…なったっけ？いやいや、ブッキーと「正義の心」を一つにする事で…史上初の男のプリキュアが登場…ってアレ？いやいや、体は美少女、頭脳はケモノ…うん、あれ？何かあまりストーリーとしての脈絡が…まあいいや。
どうせ話の目的は「ブッキーがタルトに慣れる」というその一点さえクリアできてれいればいいんんだから、まあ一件落着なのでしょう。めでたしめでたし。（投げやり）
おまけ
サウラーさんの反則的な強さと、赤尾でこさんの暴走した脚本の組み合わせって、もしかして最凶なんじゃない…と、思わず身震いしてしまいました。
