感想&備忘録フレッシュプリキュア! 第30話「タルト危機一髪!正体がばれちゃう!?」

 最初からオチの分かるお約束な話だったなぁ…。
 それにしても、一つ突っ込ませて欲しい。
 ブッキー、何故に桃園さんから電話が来た時点で看護婦コスプレしてるのさ?
 そんな趣味があるというのか。看護婦、今は看護師と直すべきなのだろうが、ここはあくまで看護婦で通させて欲しい。何しろ、そちらの方が、清く正しい劣情を催すにより適しているからだ。看護師なんてくそくらえ!看護婦さーん!私病気なので看病してくださーい!!(病気)

Let's!フレッシュプリキュア!〜Hybrid ver.〜/H@ppy Together!!!

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本編感想

 さて、天下御免フェレットモドキ、タルトがお腹を壊しました。大変です。桃園さん達は、早速「総出」でブッキーのお家に向かいます。思えば、それが全ての始まりだったのだ…

 その直後、桃園さんのお母様は蛻の空となった部屋で、ぐったりしてるフェレットモドキを見つけます。嗚呼、だから「総出」で行ってどうするのだと何度も…。これはいけないと、ブッキーの家に早速駆け込む桃園さんのお母様。タオルで包んで日傘を差して向かうという、飼い主の鑑です。素晴らしいスペックです。桃園さんに、このお母様の良いところが遺伝しなかった事が嬉しくて堪りません。

 ブッキーの家に担ぎ込まれたタルトは、早速ブッキーのお父さんの診断を受けます。流石プロ、直ぐさま原因がお腹を冷やした事だと見抜きました。モグリの看護婦モドキとは違うのだよ!モグリの看護婦モドキとは!
 しかし、悲しいかな、ブッキーのお父さんがなまじ腕の良い獣医だったばかりに、このフェレットモドキに臍が無い事を見ぬいてしまい、たまたま居合わせたアニマル・吉田さんにその事が知られてしまいます。

「これは大スクープだ!
緊急特番!謎の生物!臍無しフェレットっぽいもの突撃調査!
行ける!これで探偵ペットスクープが視聴率を盛り返せるぞ!」(アニマル・吉田)

 でも、瞬間的に視聴率が上がっても意味は無いと思うんだ。大事なのは、平凡でも継続的な成果を上げ続ける事なんだと。
 しかし、実力主義・拝金主義の芸能界の荒波に飲み込まれ、目先の視聴率の低下に喘いで心がすり減ってしまったアニマル・吉田には、「大切なのは愛」だと気付かない。気付けない。

 そうさ、番組に必要なのは「愛」なのだ!

 だから、プリキュアにも「ラブ」が必要なのさ、よりグローバルな意味でな!プリキュアなめんな!

 しかし、「愛」を忘れたアニマル・吉田は己の欲望に任せ、マスコミという権力を恃んで、「科学の発展」という大儀の御旗を掲げて、家族の中に割り込んでくる。嗚呼、何たることだ!悲劇とは、こうも繰り返されるものなのか!強権の前に敢え無くへし折られる桃園さんの声。誰か、誰か助けてはくれぬのか!

「取材は、ここまでにしてもらえませんか。」(桃園さんのお父さん)

 パパン!
 パパンだ!ペットの為に仕事を放り出して来たというのか!素敵だぜ、パパン!

「これは!タルト君は一体!
まさか、祈達が言おうとしたのは!」(ブッキーのお父さん)

 こちらのパパンは何に気付かれましたか。しかし、そんな伏線なのかはったりなのか、判別しかねる紛らわしいシーンをほったらかしにして、話は終わってしまうのですが、まあそれはまだ先の話。
 所変わって、いよいよ真打ち登場、ウエスターさんだ。

「もふもふ?幸せ?」(ウエスターさん)

 最近ウエスターさんも人間界に染まってきたなぁ。ウエスターさんは普通に人間界でも生きていけるタイプの人だと思うので、桃園さんちで畳屋を復興して、桃園さんをお嫁さんにして幸せになるのを目指すがいいと思うよ!(ねーよ)