魔法少女リリカルなのはStrikerS感想第1話「空への翼」

 第1話「空への翼」感想

 これまでのシリーズで様々な葛藤を乗り越えて、エピソードを語り終えた観の有るなのはさんを達観したポジションに置いて、新キャラを導入して、彼女たちの成長を経て、最終的に旧シリーズからのキャラと、新キャラ達が協力して大きな敵と戦う展開だと思われます。

 尤もらしい事書いてますが、原作のエロゲはやった事ありませんし、旧シリーズの存在は知っていますが、どんな話かまでは知りません。
 ほぼ完璧な初心者ですから、旧作を見られた皆さんにとっては常識な事を勘違いして感想を書いてたりしてても許して下さい。
 それではこれから毎週感想を書いていくつもりなので皆様宜しくお願いします。

 今回のお話は、スバルお嬢さんと、ツンデレ風味のティアナさんの友情の確認と、無力だったナカジマお嬢さんが、なのはさんとの出会いで、「誰かを守れる」存在になった事を描写して、これからのストーリーへ繋ぐプロローグ的なお話かな。




 

 さて本編は、スバルお嬢さんの過去話から話は始まります。

 取り敢えず、旧作の主人公であるなのはさんと接点を持たせて、違和感無く登場させると共に、視聴者側と視点を一致させて感情移入を容易にさせてくれます。

 自分を助けてくれたなのはさんに憧れて、なのはさんのように強くなろうと、「弱い自分」を変えようと思った事が動機を持っていますが、スバルお嬢さんの装備は、なのはさんとは対照的に「飛べない」「長距離レンジの攻撃方法無し」で、相棒のティアナさんも接近戦を苦手としたりと、二人とも弾数に制限のあるガンナータイプと、旧シリーズまでの完璧超人のような趣のあった魔法少女からは幾分変則的なキャラです。

 新シリーズが始まったのですから、完璧超人であるなのはさん劣化コピーのようなキャラを出しても、魔法少女として成長するに従ってキャラが薄くなってしまいますから、コンプレックスを抱えた不完全なキャラを出した方が、仲間と補い合う描写を通してのカタルシスに説得力を持たせる事もできます。
 それに、スバルお嬢さんのような一点突出した所のあるキャラこそが、なのはさんを含めた誰にも出来ない事をやってのけた時のカタルシスには今から期待出来ますよ。楽しみ。

 そんなスバルお嬢さんのチャームポイントは頭の後ろがリボンになっている鉢巻き。
 熱血キャラなんだけど、半端に女の子らしさを残している意地らしさが堪りません。

 さて、今週は忙しくてやっとこさ視聴出来ました。

 見るまで心配でしたが、流石続編が作られるだけあって普通にエンターテインメントをやってます。
 これなら毎週見れそうです。
 ところで、なのはさんは、年齢的に、まだ魔法少女なのでしょうか?


寂しいと死んでしまうので押してあげて下さい。