でも!私はいつだって前向きでいたい!絶望なんか、しないんだから! Yes!プリキュア5第17話感想 〜純情乙女の恋物語〜



 今回は、夏木さんの恋話を舞台に「夢」「絶望」の戦い。
 「ワクワク」していた事が一方的に頓挫してしまった経験から、「絶望」して「どうせダメだろうし。」「絶望」する弱さと、それをバネにして「今度こそは」と決して諦めない事の強さを対照的に描いたお話でした。

夏木さん
「絶望なんかしない!期待しすぎて失敗しても、失望しても・・・、でも!私はいつだって前向きでいたい!絶望なんか、しないんだから!」

 同じく「クビ」という一方的に頓挫してしまう現実に追いつめられて、「どうせダメだろ。」と、「絶望」へ誘うギリンマさんを一蹴。「失敗」覚悟で「前向き」に攻め続けるのですか、プリキュア5。どこまでも積極的なアニメです。





ワード





 ・・・けれど、私達は知っている、「私達は、絶対に諦めない!」と主張しながら無惨に散ってしまった先輩や、世界名作劇場を地で行って、見事に玉砕した大先輩を知っている。

 「うん、そうだよね!諦めないって大事っ!」

 ・・・・・・こんな事しか言えない私を許して下さい夏木さん・・・。


 さて本編、純情乙女が何やら色めきだっています。

夏木さん
「綺麗なブレスレットだね、これは君が?」
「ええ。自分で作ったんです。」

 序盤から飛ばしまくる夏木さん。MAHO堂で同じようなのを見た事があります。この調子で、これまでの成功例を貪欲に取り入れていくつもりでしょうか。













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 間違えた、こっちは明らかな失敗例でした。

 こっちが本物。













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 ところで、このビーズをジャラジャラと入れて、落ちゲーのように一つ一つビーズを繋げていくビーズパーティーなるものでは、夏木さんが作ってたようなアクセサリーは作れない気がしますが、 萬代屋さんに睨まれたくはありません。

 「うん、そうだよね!これすっごく可愛いねっ!」

とりあえず、誤魔化してみた。

 一方、プリキュアさんに連戦連敗のナイトメア社。

ブンビーさん
「早く署名したまえ、ナイトメアを辞めるという署名を。」
ギリンマさん
「それって、クビ!?」

 いえ、ただの脅しです。
 夏木さんと同じく、「期待」していた事が「一方的」に頓挫してしまったギリンマさん。

 これはブンビーさんからの最後通牒、ここまで言われても、会社の為に働こうなんて、会社員の鏡的人物のギリンマさん。こういうやる気の有る人材を結果だけを見てクビにするなんて、ナイトメアはタチが悪いと思いました。

 そして再びMAHO堂ナッツハウス。

 夏木さんをおめかしさせて送り出したはいいものの、やっぱり気になる夢原さん。

夢原さん
「どうしよう、何も言えなくて嫌われちゃったりしたらどうしよう〜。」

 夏木さんとは小さな頃からの親友で、夏木さんの長所も短所も知っているだけに、イケメンのお兄さんに、夏木さんのいい所をアピールしたい所です。

水無月先輩
「でも、それは自分で解決すべき事でしょ?」

 却下。夢原さんに任せたら、うまく収まるものも収まらない事を、短い付き合いで既に理解しているのでしょう、流石は知性のプリキュアさんだ。

夢原さん
「でもでも、やっぱり私がりんちゃんをフォローしなきゃ。私様子見てくる〜。」

 けれども、良くも悪くもドリーマーな夢原さんは、自らを過剰評価し、夏木さんを過小評価した挙げ句、「フォロー」をしようという、最悪の暴挙にでようとします。夏木さんの事を親友だと思っているなら、どうか放っておいてあげて下さい・・・。

 ほら、水無月先輩も止めてあげて下さい!

皆好き先輩
「私も行こうかな、生徒会長として、生徒のフォローをした方がいいと思うの。」

 ガーー(TДT|||)ーーーン

秋本先輩
「りんさんが何も喋れなくなったら私がセリフを考えるわ!」

 (;゚△゚)ツ オイオイ 

春日野さん
「私だって、いつでもりんさんの代役をやります!」

 \(T◇T;)ヤメテー! 

 やっぱり、夏木さんがいないとプリキュアさんはダメダメなのでした。
 そして先週に引き続いて覗きを敢行するプリキュアさんですが、目の当たりにしたのは、抗いようの無い現実。

美人の彼女さん
「あら、お花屋さん?」
格好いいお兄さん
「そうだよ。」
美人の彼女さん
「まあ、可愛らしい。素敵なお花をありがとう。」
格好いいお兄さん
「彼女の喜ぶ顔がみたくて、それで君のお店でよく花を買ってたんだ。」

 何とお兄さんは彼女持ち。花も彼女の為に買っていたのでした。お兄さんも彼女さんもお似合いで、美人で優しそうな彼女さんに対して、スポーツしか取り柄の無い夏木さんが勝てる要素は本当に「何一つ」ありませんでした。(結論)

 嵌めていたブレスレットを二人に渡して、その場を逃げるように駆け出す夏木さん。
 相手の彼女との圧倒的スペック差に、最早掛ける言葉が見当たらないプリキュアさん。

 失意の夏木さんの前にギリンマさんが登場、今回のコワイナーは噴水のコワイナー。水がある限り巨大化していきます。

夢原さん
「どんどん、大きくなっていく!」

 先週といい、最近の夢原さんはピンポイントで「何か」を狙っている気がしてなりません。
 魅せる場を知っている事は、少女達にとっていい事なのか、悪い事なのか・・・。

ギリンマさん
「マズい、本当にマズい!」

 いや、本当にマズいですよギリンマさん。

 一体どこへ行くんだプリキュア5。

・次回予告
「突撃!かれんの私生活」

 かれんさんのお宅拝見、大衆が何を求めているか、よく分かっているなあ増子さん。
 そんな増子さんがウツボカズラに食べられたり、どこかで見たようなウェイターさんと、ドアップの金ピカは何だ。
 来週も楽しそうです、Yes!プリキュア5!

・今週のケダモノ
ココ
「ココ〜、これでもう水は使えないココ〜。」
ナッツ
「大きくなれないナツ〜。」

 今週は珍しく戦闘に参加したココとナッツ、たまに役に立ったと思ったら、戦闘終了後、お疲れの夏木さんに抱きついて顔をすり寄せやがった。

 ケダモノども、一体何を考えている。