ヒロイック・エイジ感想第8話「閃光のノドス」
第8話「閃光のノドス」感想
今回の話は、先週に引き続いて「黄金の種族」から独り立ちする「道を指し示す存在」として自分の役割を悟って、ディアネイラ様が、銀の種族に宣戦布告をし、もう一方では、銀の種族のプロメ・オーさんと、レクティさんが、「黄金の種族」の作った「道」に疑問を投げ掛けるお話で、敵味方双方で、に「黄金の種族」の「意図」に迫る伏線がはっきりと敷設されました。
ディアネイラ様
「示された道を お進みなさい!」
イオラオスさん
「スターウェイを見つけた!?いや、姫様が!」
先回のヒロイック・エイジ第7話「契約」では8件の感想記事のトラックバックを頂きました。また一桁に戻ってしまいました。皆様、トラックバック下さい。(マジメに)
今話のヒロイック・エイジ第8話「閃光のノドス」の記事でも皆様のトラックバック・コメントをお待ちしております。より沢山の読者の皆様の鑑賞の手助けになるような感想を目指して頑張りますので、ご協力宜しくお願いします。
それと、イオラオスさんが、ディアネイラ様の「役割」を意識的に認識。
ギリシャ神話では、ヘラクレスとイオラオスさんはコンビを組んでいるので、イオラオスさんはエイジの最大の理解者となりそうな雰囲気です。
個人的には、「こんなに簡単にデレっていいの!?」と思ったりするのですが、冲方さんの脚本は世間と文法が違うので、多分OK。余り気にしないで、黙ってデレったイオラオスさんを愛でる事にします。
ヒロイック・エイジ I
キングレコード 2007/08/08
売り上げランキング:1282
関連商品:
Amazonで詳しく見る Ads by Amac
ディアネイラ様
「退きなさい!」
そして今週最大の収穫、今までカプセルの中に引き籠もりしてたり、自分の体を動かすのも面倒で精神体でぶらぶらしていたディアネイラ様が銀の種族のパエトーさんに対して積極的に精神攻撃を仕掛けて撃退。
ディアネイラ様の「やる気無しオーラ」に中てられたのか、がっくりと膝を落とすパエトーさん。破壊力抜群だよ、「やる気無しオーラ」。
真面目に考えると、離れた所からでもお互いの意識を感じられる精神感応能力を持っているらしい銀の種族に対して、ディアネイラ様が自らの精神感応能力で、「銀の種族」に虐げられた「鉄の種族」やティターロスの人間の意識を流し込んで、パエトーさんに未体験の感情を体験させた為に、パエトーさんがこれに耐えきれずに混乱してしまったんじゃないかなと思います。
攻撃をしたディアネイラ様も、絶対拒絶圏でエイジ以外の男性が近づいて来るだけで大童なのに、精神を直接接続してはただでは済むわけがありません。
今週は本当によく頑張ってますよ姫様。
・前回までの感想
7.私が、道を見つけます、・・・必ず・・・。 ヒロイックエイジ 第7話感想 〜契約〜
6.エイジが、遠ざかっていく・・・。 第6話感想 〜セメタリー・ベルト〜
5.イオラオスは、風。 ヒロイックエイジ 第5話感想 〜ノドス〜
4.私も猿に生まれたかった・・・。 ヒロイック・エイジ第4話感想 〜惑星ティターロス〜
3.力の次元が、違い過ぎる・・・!! ヒロイック・エイジ第3話感想 〜英雄の種族〜
2.だからと言って、あの猿を宇宙に放り出して何も無かった事にするワケにもいかん。 ヒロイックエイジ 第2話感想 〜忘れられた子供〜
1.はじめまして、人類さん。 ヒロイックエイジ 第1話感想 〜滅びの星〜
一方で「銀の種族」のプロメさんと、ノドスのレクティさんが「黄金の種族」の意図に迫ろうとしています。 プロメさんは、殺る気満々のパエトーさんとユティさんとは違って、ノドスのメヒタカさんを気遣ってくれてるみたいです。
プロメさん
「メヒタカは、どうしています?」
ユティさん
「カルキノス――――!!!」
パエトーさん
「(ディアネイラ様の精神攻撃を受けて)な――――!!!」
銀の種族の中も一枚岩ではないみたいです。
この事が示すのは、「銀の種族」と「鉄の種族」が互いを滅ぼし合う関係ではなく、和解する道が有るという事であり、「銀の種族」と「他の種族」が接触する事に、大きな「意味」が付与されているという事だと思います。
プロメさんとレクティさんは、「『黄金の種族』の意図」に迫ろうとしていますし、カルキノスの死に衝撃を感じているユティさん、「他の種族」に対して「支配」・「殲滅」しか考えていないパエトーさんも、ディアネイラ様との接触で「何か」が変わり始めそうですから、「銀の種族」が、「他の種族」との接触によって影響を受けているという事が言えそうです。
プロメさん
「この宇宙を二つに分かつ為かもしれません。」
その文脈で行くと、プロメさんのいう「分かつ」は過程であり、「黄金の種族」は「銀の種族」に何か(多分「感情」)を伝える為に、圧倒的に弱い「鉄の種族」にノドスを与えたのだという事だと思います。
それと、ユティさんに限らず、「銀の種族」同士は、自分達の間ではテレパシーが使える為によく理解しあっているようですが、どうもユティさんがカルキノスさんの実力を「そんなものではないだろう!」と言っている辺り、「他の種族」の事が理解出来ていない為に、もどかしさや、違和感を感じていそうな気がしますから、その辺が「銀の種族」との和解の鍵になりそうな気がします。
それと、ユティさんを後ろから覗き見している危ないヤツは誰?
ヒロイック・エイジ I
キングレコード 2007/08/08
売り上げランキング:1282
関連商品:
Amazonで詳しく見る Ads by Amac
・おまけ
このヒロイック・エイジという作品は、1テーマを何話にも渡って描く上に、先々週の時点で、ディアネイラ様の役割である「道を指し示す存在」というのは既に分かっていたので、正直マニュー艦長ぐらいしか見る所無いんじゃないかと思っていましたが、結構進展は有るモノです。
今週のヒロイック・エイジはスポーツの延長の所為で録画に失敗したので、感想が遅くなりました。
まったく、スポーツなんてこの世から無くなればいいのに。(ダメ)