溜まっていたアニメの一気視聴を敢行・この青空に約束を・sola・セイントオクトーバー



 今日はプリキュア5が無かったし、久しぶりに自由な時間が取れたので、溜まっていたアニメを一気視聴したついでに感想を書いてみる。


 この青空に約束を(第6〜11話まで視聴)
 原作ファンにはあまり評判がよろしくないみたいだけど、私は好き。
 2話で1キャラについて纏めなきゃいけないってのは、制約大きいけど、それでも前編で、楽しく緩い日常を描いて、最後の最後にピンチで盛り上げ。後編でそのピンチを仲間パワーで爽快に切り抜けるのは、掛け値無しに見ていて楽しいです。
 このアニメがあまり評価されないのは、扱っている内容が割と重い割に、後編であっさり過ぎる位の勢いで解決してしまう所じゃないかなぁ。
 私は原作やった事無いので分からないんですが、らき☆すたでも白石さんが言ってたじゃないですか、ツンデレは元々は「過程」だって。でも、短い話に落とし込もうとすると、その中間の状態ツンとデレの、「遷移状態」を描かざるを得ない。このアニメでは、多くの人は、「過程」を楽しみに視聴するのに、「遷移状態」を最後まで引っ張る所為で中だるみしているように感じちゃって、誰とも専用ルートに入らず、ゴール一歩手前で終わりにしちゃう所為で、不完全燃焼の状態で生殺しにされちゃうから、嫌ってしまうんじゃ無いかと思ったり。
 私は、こういうヴィジュアルノベルのアニメ化は、1クール掛けたCMだと思うんですが、割と綺麗に纏めていると思うし、つぐみ寮という「仲間との時間」を守る主人公達の姿を楽しむ分には、割とエンターテインメントしてるんじゃないかと思ったり。
 作品世界に漂う避けられない別れが待っている、そんな切なさの中で、前向きに今を全力で駆け抜けていく姿は素直に微笑ましいです。私もこんな高校生活なら、もう一度高校生やってみるのも悪くない気がしました。













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sola(第5〜10話まで視聴)  ちょっと見ていない間に怒濤の展開。
 第6話で依人が茉莉さんを刺したのにも驚いたけど、第10話で茉莉さんが依人を刺したのはもっと驚いた。何、この殺し愛
 それは冗談として、個人的には第9話の辻堂さんと繭子さんのお話が凄く良かった。辻堂さんは、もう一人の依人なんだなぁと思った。辻堂さんの原案は、solaのプロットを作成した中の依人と茉莉さんの物語の候補の一つだったんじゃないかなぁ、なんて思った。
 初恋の少女の幼い姿と、辻堂さんのオジサンになりかかった姿は、辻堂さんの繭子さんへの思いがどれだけ強いかが如実に伝わってきます。これも、「時を越えた思いの形」という依人と共通する所なんだと、一人で感動。素敵です、辻堂さん。
 とりあえず、うちの地域で放送されてる10話まで見ました。残るは3話。
 依人が自分の正体を知り、蒼乃さんは偽りの生活が崩壊、茉莉さんは「夜禍の呪い」に終止符を打つつもりみたい。
 「夜禍」「太陽の輝く青い空」の話の落としどころは、茉莉さんの消滅っぽい切ない雰囲気が漂っていたんですが、依人が実は人間じゃなかったり、蒼乃さんが一度生け贄になって生き返ったものの、代わりに依人が死んでしまった所を見てたら、蒼乃さんが犠牲になりそうな気がしてきました・・・。嗚呼、蒼乃さん・・・。

 私の芸風と合わなかったので感想書かなかったけど、書かなくて良かった。私じゃこの物語を汚すだけだし。
 solaという題名ですが、「太陽」という意味の”sol”を含んでいるので、「本当の空=太陽の光」という深い意味のタイトルなんじゃないかと思ったりしました。













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セイントオクトーバー(20〜25話)  三咲さんの過去話が非常に唐突でワケ分からなかったりと、とにかく妙なテンポで、何か大事なものを大切にしまって、そのままその存在を忘れた状態で進行されていくのがこの作品の持ち味だと思ってたんですが、小十乃さんの過去話で、ヨシュアお兄ちゃん!どこにも行かないで!」のセリフで、初めて小十乃さんが可愛く見えた気がしました。
 25話で、アルティスタを助ける為に功士朗が戦場に赴く姿に男気を感じました。けれど、何故かボーリングの恰好。何故だ。
 それにしても、、セイントオクトーバーに流れるこの、ミョ〜な雰囲気は言語化しにくい。
 セイントオクトーバーもクライマックスですが、最終回までにこの感覚を言語化するのが私の使命だと勝手に勘違いしておこう。











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