プリキュア5がきらりん☆レボリューションに戦線布告! Yes!プリキュア5第20話感想 〜プリキュア5歌手デビュー!?〜



 今回は、春日野さんが歌手にも女優と同じ価値を見出すお話。
 二週連続で春日野さんメイン回。春日野さんならやれるとスタッフさんが判断したのか、それとも、最近不調な怨敵・月島きらりさんに引導を渡すつもりでしょうか。













とびっきり!勇気の扉


マーベラスエンターテイメント 2007/06/27
売り上げランキング:1244









関連商品:

Amazonで詳しく見る Ads by Amac








 そんな気配を察したか、RubyGillisさんが散りゆく者への子守歌。「きらりん☆レボリューション」のレビューを書かれています。読むと不意に月島さんを応援したくなる不思議さ。二作目という重圧と突き付けられる売り上げデータが、美墨先輩と雪白先輩という偉大過ぎる先輩から重すぎるバトンを託された、あの二人を思い出すからかもしれません。

 とりあえず、スタッフのやる気が感じられる一話丸々使った販促回のスタートです。


 春日野さん
「私、本当に歌手デビューしていいのかな?
演技の勉強も頑張らくちゃいけないのに、寄り道してる余裕なんて私には・・・。」


 月島さんのお仕事を「寄り道」と断言。一体どこまで高みを目指すのか、プリキュア5。
 あと、どんなお仕事でも、「意に染まない仕事」を押しつけられるのは同じだと思いました。

 けれど、そんな春日野さんの悩みを誰か知る。夢原さんは春日野さんの為に応援用の垂れ幕を作ってきました。

 ・・・・・・気持ちは分かりますが、夢原さん。そいつは大漁旗です。

水無月先輩
「問題外だわ。りんもそう思うわよね?」

 そこに知性のプリキュアさん、水無月先輩の鋭いツッコミ。そう、夢原さんはともかく、夏木さんなら分かってくれる筈なのです。

夏木さん
「確かに・・・大きさが、全然足りないですね!」
「デザインはばっちりなんだけど!」

 嗚呼、夏木さんがご乱心。みんなで夏木さんを酷使するからです。
 戦闘中も「そこにいるだけ」な春日野さんと違って、この娘は毎回「意に染まない仕事」を押しつけられているのです。たまには、とびっきり!はじけたくなるのも無理はありません。

夏木さん
「私らの情熱はこんな大きさじゃ表現出来ないのだ!」

 留まる事を知らない夏木さん、3倍の大きさの垂れ幕を作る事を提案。いくら赤いからって3倍は無しの方向でお願いします。

水無月先輩
「その代わり、デザインは私がするわよ!」

 嗚呼、夏木さんにつられて水無月先輩まではじけ始めてしまいました。

 確かに気苦労が絶えないのは水無月先輩も同じ、水無月先輩がプリキュアに入るまで、「仮面が弱点」な事も看破出来なかった4人に変わって、頭脳労働を強いられていたのですから、たまには「ハレハレユカイ」をしたくなるのも無理はありません。













TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」ED主題歌 ハレ晴レユカイ


ランティス 2006/05/10
売り上げランキング:170

おすすめ度:









関連商品:

Amazonで詳しく見る Ads by Amac








 こうして、「はじける」専門の春日野さんが不調なばかりに、他のプリキュアさん4人がはじけ始めて、どうしようもなっくなった所に増子さんが登場して、事態は一層混迷の闇に突入していくのでありました。

増子さん
「どもー!みんなも知りたい!私も知りたい!サンク・ルミエール通信編集長、増子美香!続けて読めば――ん〜〜〜、マスコミか!」

 嗚呼、いつ見ても増子さんは可愛らしい。謎生物3号も登場するので、是非ともプリキュアに変身して頂きたい。
 そんなこんなで「イベント取材の経験豊富」な増子さんにより敢行される羞恥プレイ。固さの残る秋本先輩とは違って、水無月先輩は最後の方ではかなりノリノリで踊られてました。実は結構好きなんじゃないかと思いました。

「L・O・V・E・ラブリー!つかさ!!」

「L・O・V・E・ラブリー!さゆり!」

 違った。でも、監督の意図としては強ち間違っているとは思わないので謝ったりはしない。













TVアニメ「らき☆すた」OP主題歌 もってけ!セーラーふく



おすすめ度:
アニメソングの革命みたいな曲です。
いや良くできてますよ
アニメ過疎地でアニメ観れないが買ってみた









関連商品:

Amazonで詳しく見る Ads by Amac








 しかし、そんな周囲の一方的な期待に春日野さんはリミットブレイク。

春日野さん
「簡単に言わないで下さい!」

 そんな歌手という仕事に、意義を見いだせない春日野さんに、夢原さんのアドバイス

夢原さん
「迷ってないで、やってみればいいんじゃない?」
「二つのお仕事は、『夢』って言葉で繋がってる。だから、どっちでもうららが頑張った分は、きっとみんなに届くと思うよ。」

 失敗しても、次へ次へと挑戦し続ける夢原さんだからこそ説得力を持つ言葉。のぞみさんは、いい上司になれるよ。でも、夢原さんはね、挑戦しても悉く失敗してるんだよね。(ドクロ)

そしてライブ当日。

 夢原さん達は地道にビラ配り。手堅い判断です。ライブを開けば満員御礼、CDを売ればミリオンセラー・・・とはならずに自力で頑張る姿が素敵です。

 さあ本番、しかし春日野さんは、怪しいスタッフに連れて行かれて倉庫の中へ連れて行かれます。春日野さんも何だか変だとは薄々気付き始めますが。時既に遅し。

 カチャリ。

 締められた鍵の音に漸く状況を察した春日野さん。
 何と、スタッフに変装したガマオ君だったのです!戦く春日野さん、にじり寄るガマオ君。
 迫るガマオ君の表情が変態過ぎます。いや、何というかあれだよね、ガマオ君にそっちの趣味が無くて本当に良かった。

 春日野さんの衣装を踏みつけるガマオ君、ちょ、ちょ、ちょっと、それはヤバイって!小さなお友達が泣いちゃうから!私も泣きそうなのは内緒だ!

 そこに事態を察したプリキュアさんが登場。

夢原さん
「うららの大切な夢を踏みにじるなんて、許せない!」
ガマオくん
「夢だぁ?人より有名になってちやほやされたいだけだろ?」
春日野さん
「違う!私が歌うのはそんな理由じゃない!」

 ・・・敢えて何が目的かは言うまい。

 そして戦闘開始。先回のノートの時には攻撃出来なかったプリキュアさんですが、今回はのっけからルージュ・ファイヤーとアクア・ストリームの応酬。

 すかり。

 すかり。

 いつも当たらないレモネード・フラッシュをおちょくるかのように、攻撃を避ける春日野さんの衣装のコワイナー、マジでむかつく。しかし、こんな時こそ、知性のプリキュアさんの出番、「最善の1手の為に1000手先を読む」水無月先輩が出した答えは――!

水無月先輩
「攻撃が当たらないなら、動きを止めてしまえばいいのよ!」

 ・・・・・・ざ、斬新な発想ですねっ・・・。

 早速秋本先輩のミント・プロテクションで動きを止めます。おお、意外とうまく行った。

 そして、怒りの春日野さんのレモネード・フラッシュがとどめを刺します。

 どっかーん。

 レモネード・フラッシュで初めてコワイナーを粉砕したのは良いものの、ついでにステージ衣装もレモネードフラッシュでボロボロに。やっぱりこの娘に任せるべきではありませんでした。「制御できない力はただの暴力!プリキュアこそ、それを理解するべきだ!」と偉い人が言ってましたよ。

 しかし、このままでは、ガマオ君の捨てゼリフ、

ガマオ
「お前らの歌なんか、誰も聞かねーよ!」

の通りになってしまいます。・・・というか、いつの間にか「お前ら」と複数形になってるのが気になりますが、その予感の通り、春日野さんのデビューだったはずが、いつの間にかプリキュアさん全員がデビューしてました。けれど結果オーライ。超満員のステージで、春日野さんが販促ソングを高らかに歌い上げます。とーびっきり!不・思・議・な力が〜♪
 正直なところ、きらりん☆レボリューションよりも、歌では勝っていると思いました。













きらりん☆レボリューション STAGE 9


ジェネオン エンタテインメント 2007/05/10
売り上げランキング:43612









関連商品:


Amazonで詳しく見る Ads by Amac