私は、赤い羽根共同募金は好きじゃない。

 今日は昼間に本を買いに外に出たら、赤い羽根共同募金で少年少女達が街頭で募金活動をしてた。

 否定をするつもりは無いけど、それに全員が参加するのは違うと思う。

 あれでいくら集まるのか知らないけど、あの赤い羽根を誇らしく付けている人を見ると、どうも違和感を覚える。善行は隠れてするものです。私は常々、自分の銅像を造る人間はロクでもないと思ってるけど、それに似た印象を受けます。

 生徒のみなさんも、街頭で「募金お願いしまーす。」と言ってる暇があったら、アルバイトをしてお金を稼いで、全額じゃなくてもそのうちのいくらかを寄付すればいい。アルバイトして職業訓練とかして、働いている人たちと世間話とかしてみれば、「俺は/私は 就職するから進学しない/家事見習いします」とか言っている人たちに、自分がどこにいるかを知らせるきっかけにもなるというのに。大学よりも、高校の時にインターン制度を導入したらいいと思う。他人の善意を期待する前に自分の善意を見せてくれ。