BLUE DROP〜天使達の戯曲〜第3話感想「Datura」
今話のタイトルはDatura(偽りの魅力)で花言葉は「愛敬・偽りの魅力・変装」です。この作品の花言葉は二面性の象徴として額面通り受け取らないのが正解だと思うので、本当の意味は「愛敬・変装」だと考えます。
さて、Daturaは形から「Angel's trumpet」と呼ばれますが、その美しさの一方で、特に種子に強い毒性を持っています。
なので、この場合のDaturaの解釈は、まんま二面性で「美」と「毒」の事を表していて、次回予告でも言っていたアザナエルさんの「愛」と「憎しみ」のメタファーや、萩乃さんの「美しい外見」と「その身に宿す強い感情」のメタファーと捉えるべきでしょう。今回も、萩乃さんにはあるまじき激情をかいま見せてくれました。嗚呼、恋愛とは斯くも心の余裕を取り去るものなのでしょうか。
「別に、どうもしやしないわよ。」
または、アザナエル、オノミルといった「天使」の名前を持っている彼女達にとっての「闘いの角笛」が鳴ったという意味と捉えてもいいかもしれません。
さて、今回はあんまり進展無しですが、萩野さんが本業に戻った事で学園を離れてしまった事で、冷静に見つめたり、熱烈に悶々と考えたりと、若竹さんも萩乃さんも、お互いの事ばかり考えています。
「マリさん、今日あまり元気なかったですね。」
「ホント、何故かしらね。」
離れて気付く気持ちもあります。二人の仲がこじれる事を期待しながらまた次回・・・と書くのもあれなので、ミッチーについて書いてみる。
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本編感想と銘打ったミッチーの感想
まずは若竹さんと萩乃さんが「眠れぬ夜」を過ごした翌日、若竹さんと萩乃さんの仲が心配でまた座るワケですよ。
ミッチーは優しい娘なのですよ。
また、若竹さんと萩乃さんの仲を、はわわわ、って感じで気遣いながら、「いい友達になれそう」と本質を見抜いた発言をしてくるワケですよ。
すごいぞミッチー。
「あの二人仲があんまりよくないっていうか。
でも私、あの二人を見てると何だかいい友達になれそうな気がしてしょうがないんですよね。
仲直り、したのかしら。」
「良かったじゃねえか。」
「マリさんがですか?」
「お前さんがさ。」
ああ、もう、ミッチー大好きだー!
玄さんも恰好いい!
そんな感じでミッチーでお腹いっぱいになったところでまた来週〜。
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おまけ
ノヴァールに白百合と赤百合のエンブレムがあったの受けた。
芸が細かいなぁ。