どこかで助けを求める声がする

 こんにちは。Sunithaです。現在メタボリックの恐怖と格闘中です。
 某アニメの某ケダモノ王子のメタボリックを笑いながら笑えなかったので、とある道場に通う事にしました。日曜日と月曜日に気持ちだけは爽やかに汗を流しています。
 私はサッカーとかバレーといった団体競技は苦手です。だって団体競技はルールとか、定石とか覚えるのが面倒だもん。唯一団体競技で得意だったのは駅伝とかの陸上競技。ただ走ればいいので、ルールなんか覚える必要がありません。体力だけはあったので、普通に脚は速かったしね。しかも走っている間は他の事考えたりできるので、非常に好きなスポーツでした。よく考えると団体競技じゃない気がしますが気にしません。多分振り返ったら負け。

 そんなワケで、選択したのは武道。その昔、剣道を一ヶ月で脱落したSunithaですが、今度は割と命的な何かが懸かっているので辞めるわけにはいかない背水の陣。そのうち、谷底に落ちる方向に走るかもしれませんが、あまり深く考えない事にする。多分精神衛生上そちらが正解だと思う。

 元々Sunithaは体を動かすのは好きなのです。ただ、学生時代の部活で、バカみたいに8時頃まで無駄に練習したり、自堕落に過ごしたい日曜日に飽きもせずに練習試合を組み続けるアホそのものの監督と、それを無批判に付き合って酒を飲んでる暇な父兄達にうんざりしていただけで。試合の数をこなして強くなるなら世話は無い。上手い人が何故上手いのか教えられないようなら、一部の運動能力の高い子に頼るばかりで、他の一般的な運動能力しか持ってない子はいつまでも伸びない。そんな穴だらけのチームで勝てるわきゃない。

 それに比べて武道はすっきりしています。極める、投げる、仕留めるの三拍子そろっていて、どこを極めると痛いのか、どうすれば倒れるか、どこを押さえると活殺自在かという事が極めて論理的に研究されています。ホント、昔の人は偉かったとしかいいようが無い感動の連続。

 その視点で見ると、準備体操もかなり楽しい。カタコト鳴らしながら今まで使わない筋肉を動かすのは楽しいのです。ただ、決め技が強烈で手首の周りの筋肉が悲鳴を上げたり、正座に慣れていないので足の裏が痛かったり、とにかくあちこち痛いです。やる気の前に私の体が砕け散らないかが心配でなりません。