「この青空に約束を」は精神力が要るゲーム

 前にも書いたように「この青空に約束を」をプレイ中なんですが、主人公がアニメ版で屈指の辛さに耐えた「藤村静」のルートから始めました。まぁとりあえずエロが無いヤツから始めようという魂胆です。

 ですが、甘かった。

 主人公とヒロインがメチャクチャ道を踏み外してるよ!うがー!うぎゃー!私は何も見てない!見えないモノは存在しないんだー!(心の叫び)

 道義的に駄目でしょ、とか思いながら取り敢えずエロスは全スキップしてとりあえずは藤村静ルートをクリア。取り敢えず、精神力が燃え尽きそうなくらい疲れた。
 取り敢えず見所としては、ヒロインの事が好きだけど、好きだから、自分たちがいる間に親と仲直りさせる為に恋人であり、娘だった少女を手放す所。
 他人に「嫌な役」を引き受けさせずに、たとえ仮初めだったとしても「親」として「恋人」として、「嫌な役」を自ら選択した主人公はカッコ良かった。あと、アニメ版が原作よりヒロインの家庭環境の描写が多かったのは発見でした。もしかしたらコンシューマー版ではその辺も追加されているのかもしれないけど、アニメ版の静を引き取る時のさえちゃんも格好良かったなぁ。

「親と、あのまんまで…
でもって、俺たちも周りにいなくて…
あいつは、どうなんだよ…?」(星野航)

俺たちにとっての『気にくわない正論』。
それは、相手が振りかざした途端、
自分は安心して『静の味方』になれるっていう、免罪符。(星野航)

「そうさ、実は俺だって反対だ。
けど…それじゃ、駄目だ」(星野航)

 とりあえず色々なモノをこぼれ落としながらも、一人目はクリアしたけど残りまだ5人。
 精神力が軒並み削られていく中で、果たして最後までプレイできるのか心配になってきた。

この青空に約束を- 通常版

この青空に約束を- 通常版