中沢家の人々

 今日の「日本の話芸」の三遊亭圓歌師匠の「中沢家の人々」が面白かった。
 落語は最初にキャッチーな「現代の話題」を振って、それとなく「江戸の話」に持っていくというパターンが多いんですが、今回の三遊亭圓歌師匠はいつまで立っても「親の話題」から反れていかなくて、ずっと「親の話題」で落語をしてるんですが、ジジイ、ババアと親の悪口を延々と愚痴ってるんですが、その背後に愛情が見え隠れしたり、粋で鯔背な江戸っ子らしい会話の応酬で実に飽きない。
 最後まで大笑いさせて頂きました。

 というか、自分の両親、先妻の両親、後妻の両親と、6人もジジイババアがいるって有り得ない。(笑)