Yes!プリキュア5GOGO第9話感想「名探偵こまち登場!」

 腸が捻転する程笑わせて頂きました。(笑)
 こまっちゃんは暴走するわ、春日野さんははじけてるわ、夢原さんはオロオロするわで面白すぎます。
 プリキュアさん5人+ミルク+その他ケダモノとのエピソードを経て、すっかりプリキュアさんの仲間になったシロップ、もうお互いを「仲間」だと思っているから、今回のような「バカ騒ぎ」も出来るんだなぁとしみじみとしてました。
 で、すっかり存在を忘れられているのがメルポで、今回はその「メルポを忘れないで!」というメッセージという事なのでしょうね。清水東さん、どんだけメルポが好きなんだ…

 実は、先回も、夢原さんはメルポの存在自体を忘れていました。

「だって、一人じゃ寂しいし、夜中に目が覚めちゃったら怖いでしょ?」(夢原のぞみ

 ううむ、この為の伏線だったのですか…プリキュア5侮り難し。

本編感想

 印象としては、「番外編」とか「外伝」とかそんな感じ。
 スコルプさんが「プリキュア賛美」の報告書書いてたり(そりゃあんな曖昧な報告書は書き直しだよ…)、「あいつ、意外と大物かも。」とブンビーさんに一目置いたり、無実の罪を着せられたブンビーさんを、問答無用と攻撃して、挙げ句に「Yes!」と邪悪な笑顔で決めたりと、いつも悪役のエターナルがコミカルに描かれていました。

 対照的に、プリキュアさんが今まで積み上げてきた「仲間を信じる」という信念はどこへやら、折角「仲間」になったシロップが「人間不信」になってしまう―――、みたいな、「仲間だけど、食べ物に関しては敵同士だからね!」みたいな、弱肉強食、血で血を洗う醜い争いのような感じのプリキュアさんたちの食い意地の意地汚さ――もとい、健啖ぶりが垣間見えて、「むしろプリキュアさんが悪役!?」みたいな話でした。

 夢原さんの脇役化、脇役陣の暴走、エターナルが悪くないストーリーなど、とにかくいつもと逆。逆。逆。

 たまにはこういうエピソードも悪くないですよねー。
 思うに、プリキュアさんを見下ろす巨人、月島きらりさんはこういうバカっぽい話で点数を稼いでいる気がするので、本気でこういうエピソードは効果があるんじゃないかなぁ?

次回予告

 Yes!プリキュア5GOGO第10話「出た!青いバラの力!」

 ついにやってきたね、性悪小娘。待ってたよ!

 次回予告が激烈に格好いいのですが、この胸の高鳴りをどうしてくれようか!(バカ)