Yes!プリキュア5GOGO第21話感想&備忘録「友情たっぷりみんなでお弁当!」

 私、やっぱり赤尾でこさんの脚本は理解できないよ……。

 「働かざる者食うべからず!」という扶養者視点と、「食べるモノは自分で作りましょう!」と被扶養者視点って、決定的に「労働」という意味も違うような気が……。
 働くのって大変なんだよ!ネバタコスさんもきっと大変なんだよ!謝れ!謝れ!ネバタコスさんに謝れ!(バカ)

本編感想

 家の手伝い、弟妹の面倒見、勉学、プリキュア、アクセサリー作りのサービス残業、販促活動と、プリキュアで一番忙しく、中学生で3K、すなわち「きつい(そりゃそうだ)」「帰れない(帰っても仕事)」「給料が安い(つーか無い)」で辛酸を嘗め尽くした観のある夏木さん。

 そんな夏木さんをお昼に誘う夢原さんですが、忙しいと言って(というか本当に忙しい)夏木さんは辞退します。

「駄目!今日は絶対!絶対!一緒にお昼しなきゃ駄目なの!」(夢原のぞみ

 おお、お忙しい夏木さんを無理矢理にでも連れて行こうとするという事は、プリキュアの命運に関わるような重大なイベントが控えているという事ですね!流石リーダー!!

「と、言う訳で、今日はみんなのお弁当を少しずつ食べる日!」(夢原)

 ま、待って下さい夢原さん、それ単なるタカリ……。
 お弁当が無いならおタカさんの購買でカレーでも注文しなさいっ!!(それを言っちゃあおしまいだ)

 で、何故だかお弁当を作る羽目になった夢原さん。というか、その日の夢原さんの昼食のドカベン状態の解決策にはなっていないような……。

 夏木さんもこの夢原さんの手前勝手さにそろそろ怒り心頭怒髪天を突くかと思いきや、夢原さんのお弁当を作る手伝いを率先して申し出ます。な、何て良い娘……。

 そして場所は夢原邸。庶民感覚に溢れる苦労人・夏木さんと、宮廷料理からダイエットフーズまで幅広いレパートリーを持つ準お世話役・ミルミルを筆頭に、やる気ゼロの夢原さん、カレーしか出来ない春日野さん、とりあえず「甘い=美味しい」と、味覚が甘みしか無い味覚崩壊者こまっちゃん、最近知識が暴走気味の水姐さん、一応一人暮らし経験者・シロップ、あと役立たズのケダモノ二匹。

 駄目だ、料理能力をテストに例えれば、夏木さんとミルミルが平均点を上げても余裕で赤点に追い落とす最凶の布陣だ。9人中7人がまるで使いものにならねぇ。という訳で、夏木さんとミルミルがそれぞれ2チームに分かれて、使えない7人をフォローする形でお弁当作りです。結局7人はまるで使い物にならないままお弁当は完成。チームワークの勝利です!そのままホシイナーとの戦闘に雪崩れ込みです。

「自分で食べるモノを!」(夢原のぞみ
 
「自分で作る!」(春日野うらら
 
「料理するってとっても大事な事なんだから!」(秋元こまち水無月かれん

 いや、貴方達は作ってないから。

 その前に、「自分で食べるモノを自分で作る」前に、「自分で食べるモノを自分で稼ぐ」方が、私は立派だと思うんだけどなー。

 ううむ、最後まで夏木さんとミルミル以外の言ってる事に説得力が無い…。

次回予告

 Yes!プリキュア5GOGO第22話「のぞみ先生大いに頑張る!」

 うんうん、本来の「夢」に向かって邁進して、今回失った信頼感を大いに取り戻して下さい。

 というか、夢原さん、夏木さんの弟妹には思いっきりなめられてるんだよなぁ……。