マクロスF(フロンティア)第13話感想&備忘録「メモリー・オブ・グローバル」

 1クールを消化し、折り返し地点となったところで、今まで「アルトに導かれていたランカ」が、かつてランカがいた「ここ」、また「血」にまつわるエピソードを通して、逆に「アルトを導くランカ」になりつつあり、アルト、シェリル、ランカのパワーバランスが逆転しつつあります。

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本編感想

「なら、考えるなよ。
思い出さないで良いことだから忘れてるんだろ?」(早乙女アルト
 
「そう、なのかな。」(ランカ・リー
 
「ああ、過去に縛られるのは時間の無駄さ。」(早乙女アルト

 「逃げてはいけない事・逃げられない事」だと直感的に分かっているから苦しむランカと、
「逃げてはいけない事・逃げられない事」を自分に言い訳しながら逃げているアルト。
 このギャップこそが遂にランカがアルトを導く存在へと変貌させる予兆なのでしょう。

 今後ランカが自分のルーツが「逃げてはいけない事・逃げられない事」だと認識する事を通して、同様にアルトも自分のルーツが「逃げてはいけない事・逃げられない事」だと認識する事になるのだと思います。

「ホント、お前はびっくり箱みたいなヤツだよな。
会ったばかりの頃は『私なんか』って言ってたクセに。
臆病なんだか大胆なんだか、いい心臓してるぜ、ホント。」(早乙女アルト

 悲惨なのはシェリル。影が薄い!いいトコが無い!
 今ランカが「アルトを導く存在」になりつつあるという事は、今までシェリルが「アルトを導く役」で、アルト&シェリルが「ランカを導く役」だったのが、シェリルはステージ上でランカに並ばれつつあり、「アルトを導く役」まで取られつつあるのだから踏んだり蹴ったり。
 シェリルはミシェルが気付いた薬の事を伝え聞いてグレイスが自分を利用していた事を知ることになると思うので、そこでアルト君がどう出るか。

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次回予告

 マクロスF(フロンティア)第14話「マザーズ・ララバイ」

おまけ

「お前はあの娘に相応しくない!」(ブレラ・スターン)

 お兄ちゃんさんお疲れ様です。

 ちなみにアルトとブレラはこの先骨肉の争いを繰り広げます。

 まずは23話からダイジェスト。

「大体、てめーが掠われるから、俺はこんなトコまで来る羽目になったんだ!
さっさとランカの所に帰れ!」(早乙女アルト
 
大義の為には!決断しなければならない時がある!」
貴様こそ妹を拐かして!!(←本音)」(ブレラ・スターン)
 
「あいつが勝手に来たんだよ!!
それに、ガキ扱いして甘やかすのもいい加減にしろ!
妹離れが出来ないお兄ちゃん!!」(早乙女アルト
 
「守ろうとして何が悪い!!
父さんや母さんが死んでから僕がどれだけ苦労したと思っているんだ!」(ブレラ・スターン)
 
「知るかそんな事!」(早乙女アルト

 そしてもうすぐクライマックスの25話から抜粋。

「バカ兄貴!何勝手に生きてやがる!」(早乙女アルト
 
「貴様に兄と呼ばれる覚えは無い!」(ブレラ・スターン)
 
「じゃあバカだけでいいな!バーカ!!」
 
「貴様こそ何度言ったら分かる!妹に近づくな!」
 
「お前こそ、いい加減覚えろ!俺はあいつと結婚するんだ!」

 みたいな展開希望。(バカ)

 元ネタはこれ↓

業務連絡

 思ったより早く帰宅出来たので更新してみました。
 京都から帰ってきたら追記するつもりですが、「面倒ですぅー。」とか言い訳して放置しそうな気はしますね!(ダメ)