キャシャーン Sinsの秘密
ツンデレキター!!(挨拶)
などと言うことを、第6話「運命との再会」を見ながら思ってました。
一応秘密とは銘打ってますが、このアニメは多分難解なトコなど何も無くて、「ロボット」の各要素を「人間」の各要素が射影されているのかを考えれば、結末もそんなに皆目不明でもなくて、多分、「死は不可避」なんですよ。
死にたくないのに死んでいくロボットは、死にたくないのに死んでいく人間を意味するし、死にたくても死ねないキャシャーンは、死にたくても本能によって死ねない人間を意味する。
結局キャシャーンもほかのロボットも、人間の一側面をそれぞれ担当している。
また、「月という名の太陽」は、「ロボットという名の人間」を意味すると同時に、ルナという存在の母性、または大地母神を示している。恐らくキャシャーンが不死身なのは、神話に於いて神を殺した人間がしばしばそうであるように、神の本質を受け継いで半ば神になってしまう事と同じだと思う。
でも、「男」であるキャシャーンは、「女」であるルナと違って、「産み出す」という大地母神の持つ性質を継承できない。だから、世界では「新たに産み出される」という事が無く、「滅び」たまま円環しない。「新たに産み出す」のはいつも母であるからです。
まあ、多分そんなトコじゃないかなぁ。
- アーティスト: K∧N∧
- 出版社/メーカー: DREAMUSIC( C)(M)
- 発売日: 2008/11/26
- メディア: CD
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私みたいなアニメ見ながら狂喜乱舞してウキャウキャ言ってる人間がシリアスオンリーな話を語るのもなんだかなと思うのでこの辺でー。