Yes!プリキュア5GOGO!第45話「キュアローズガーデンの扉現る!」
「最早報告書も不要になりました!
私が全ての、カタを付けてさしあげます。
フローラの息の根を止める事でね!」(アナコンディ)
ま、まさか…
虹は七色−プリキュアは6人=1
アナコンディさんが7人目の戦士!?
そうか、夢原さんも最初から「キュアローズガーデンに行ってフローラさんに会って――(息の根を止める)」という事だったのか!(大間違い)
本編感想
「俺、記憶が戻ったら、みんなと一緒にいられるか不安で、怖かった。
でも、約束したよな、みんなで一緒にキュアローズガーデンに行くって。
大切なものは絶対に手放しちゃいけない。
将来どうなるかわからないけど、今までみんなと築いたものがちゃんとここにある。
だから、ローズパクトも王様も、そして、みんなと帰るこの場所も、
絶対に、絶対に渡さない。」
シロップ吼える。
去年、「夢原さん―ココ」、「こまっちゃん―ナッツ」でもやりましたけど、「思い出は消えない」という回答。ただ、去年は夢原さんとこまっちゃん、女子にスポットが当てられていたのに対して、今年はシロップ、男子にスポットが当てられているのが――去年解決したと言えば解決してるのでそれまでといえばそれまでですが――面白いですよね。
思うに、幼女向けに女子を中心に展開した前シリーズに対して、ココナッツ人気の所為かストライクゾーンを大きく広げてみたのが今シリーズのコンセプトの一つにあるとおもうのですが、シロップの咆哮に答えてプリキュアさんだけでなく、ココ&ナッツが応えるのが素敵ですよね。そしてここで王冠が同時に二つ降臨。
「そうココ!」(ココ)
「シロップの気持ち、ちゃんと伝わったナツ!」(ナッツ)「ココ達もシロップの思いに応えるココ!」(ココ)
「強い思いに!」(ナッツ)
「応えるココ/ナツ!」(ココ&ナッツ)
…………。
……。
…。
あのー、二人の王様を認めるとか認めないという話はもう解決したんでしょうか。一人一人王様女王様に根回し(嫌な言い方)したのが効を奏しましたね。まあ、王様一人を長々と1ヶ月も介護してくれた女子中学生と、連絡の一つも寄越さない冷たい自分の家族を比べたら、孤独な老人達もそりゃ懐柔(嫌な言い方)されるってなもんですよ。
そう考えると、今シリーズは、「マスコットキャラのお世話」というペット感覚というよりは、老人介護という結構ヘビーなテーマを扱おうとしていたのかなぁ、なんて想像も湧いてきますよね。そんなそぶりは見事にありませんでしたが。
ただ、前シリーズでは思い出したように適当に集められるパルミン(おまけに劇場版で大きくズルしてるし)よりは、王様4人でエピソードを作れた今シリーズの方が面白かったですよね。ドーナツ国王は格好良かったし、ババロア女王はキュアモの正しい使い方教えてくれたし、クレープ王女はガーリッシュ化(嫌な言い方)すれば可愛かった筈だし、モンブラン国王は、水無月先輩の違法医療行為で死ぬとこだったし…(間違い)
おまけ
それにしても、「手紙」と対極にあった「報告書」を用済みとしたアナコンディさん…ホントにそれでいいの?
対立要素とかそういうお話はもうしないの?
というか、もう報告書書く社員がいないか…。全員抹殺したもんね。大規模な組織と思われたエターナルも、いつの間にやら館長と秘書だけの寂しい組織に…館長さんはアナコンディさんをもっと怒ってもいいと思うんだ。