フレッシュプリキュア! 第11話感想&備忘録「ミユキの怒り!もうダンスは教えない!?」

 既に感想が一週間遅れ。それ以外にも三月にサボってた時期もあったけど、とりあえずそれは忘れる。
 フレッシュはファーストプリキュアに匹敵する面白さだと思っているのに、何故か今までで一番感想書けてない。

本編感想

「だってあたしたち、親友でしょ?」(イースお嬢さん)
 
「このままだと、親友が幸せになっちゃうじゃない。」(イースお嬢さん)

 ふむふむ、イースお嬢さんは、次々に不幸に見舞われる桃園さんに、あんまり幸せじゃない自分を投影しているワケですね。で、その接点がある事も相まって桃園さんを本当に「親友」だと思ってはいるけれど、同時に「幸せ」になってしまうと、自分が一人になってしまう、だから「不幸」にしたがる。
 桃園さんによる、イースお嬢さんの攻略は確実に進行している。
 確かに、落ち込んだり、マジ泣きしている桃園さんを見るとゾクゾクするので、イースお嬢さんの気持ちはとてもよく分かります。(変態)


 ミユキさんパートは「本気」のお話。

「時間が守れないんだったら、もうレッスンはしなくていい。」

 実際の所、根本的な問題であるプリキュアとダンスレッスンの両立は、何も解決していないので、今回の話は、プリキュア側を描いた話ではなく、ミユキさんをプリキュアの視点から観測する事と、もう一つはイースお嬢さんの桃園さんへの依存度が増加している事を描く事が主眼だったと思われます。
 だから、この「本気」云々の話は、プリキュアに投げられたように見えて、実際はイースお嬢さんに投げられたんだろうなーと思います。
 イースお嬢さんも「本気」でラビリンスの仕事をしているワケでも、桃園さんと真剣に付き合っているワケでもない。ラビリンスの仕事をしている時も、どこか油断慢心傲慢があり、全力を出していない。桃園さんと付き合う時も、いつも一歩どころか二歩三歩踏み出していないので、桃園さんとの距離が縮まらない。
 それに比べて、桃園さんはいつも一生懸命なんですよね。プリキュアも、ダンスも、他の人たちとの付き合いも。その結果、いつもマジ泣き、マジ落ち込みしてしまうワケですが、もし、イースお嬢さんが桃園さんを見習って一生懸命になれば、あのプライドの高いイースお嬢さんがマジ泣き、マジ落ち込みを……

 ゾクゾクッ

……そ、そんなお嬢さんは見たくないですね―。(棒読み)

次回予告

 フレッシュプリキュア! 第12話「みんなで変身!フサフサ大作戦!!」

プリキュアはフリーパス

プリキュアです!」(蒼い人&ブッキー)
 
「ご苦労様です!」(警備員のみなさん)

 桃園さんも最初からこの方法を使えば良かったのではなかろうか。