空を見上げる少女の瞳に映る世界第1〜9(最終話)話感想&備忘録
今まで視聴してなかった「空を見上げる少女の瞳に映る世界」を視聴してみました。
一言で言えば「少女よ大志を抱け」な話ですね。
主人公というよりどっちかというとヒロイン的な役回りのムントという名前は、「世界」ですね。そして「世界」とは劇中で何度も繰り返されていたように「心」に他なりません。「アクト(=心)の循環」、即ち「人と人との心の交わり」が「世界」そのものを成すのが天上世界。
つまりは、「空を見上げる少女の瞳に映る世界」というタイトルが示すように、「少女」と「少女の心」の話なんですね。
第二話の「子供達は川を渡る」という行為は、「子供達は壁を越えられる」という行為の変形であり、第三話でのそれに振り回される大人達と、それを応援する子供達というのはそれを如実に表していて、「子供達の可能性」というのが最初から明確に示されていたワケですね。
天上世界 | ユメミの世界 |
「アクト」の循環が止まった「世界」 | 「心」を閉ざした状態 |
このままでは世界が滅びる | このままでは未来が無い |
ユメミだけが「時空の壁」を越えられる | 自分だけが「自分の限界」を越えられる |
無理矢理ユメミの心を天上世界に引きずり出そうとしたグンタール | 無理矢理ユメミの心を現実世界に引き戻そうとした以知子 |
ユメミは再び自分を信じて「時空の壁」を越える | ユメミは再び自分を信じて「自分の限界」を越える |
ユメミがムントに心を開いた事で「アクト」が満たされ天上世界が救われた | 世界に心を開いた事で地上世界が救われた |
ここでユメミが「自分の世界」が「自分の心」だと自覚したので、二つの概念が完全に合流
自分を信じる事で自分の未来を掴み取れる | 自分を信じる事で自分の未来を掴み取れる |
例え「光の柱」が消えても、「心」を閉ざさす、自分を信じていれば「光の柱」は蘇る | 例え「未来への希望」が消えても、「心」を閉ざさす、自分を信じていれば「未来への希望」は蘇る |
しっかし、テンポがゆるやっかでしたねー。寝ちまうかと思いました。(毒)
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