亡念のザムド第10話感想&備忘録「過去 重い斬る」
いち早く人間辞めちゃったフルイチがメインソールとして一番適応しているというのは面白い。
フルイチの適正の高さは、「人間辞めちゃいました」に加えて右脚に埋め込まれた「ヒルコ」の影響というのもあるかもしれないですけど、もしそうなら、誰よりも早く燃え尽きてヒトガタ化してしまうんですが、大丈夫?
まあ大丈夫じゃないだろうけどさ。
フルイチ、アーメン。(勝手に殺すな)
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本編感想
何故アキユキの兄的位置にいる雷魚が写真撮影のスキルを持っているかといえば、それは雷魚の持つ「写魂機(用字合ってる?)」が、ヒルコを見るという際だった「受信能力」、今の所かっこわるい「アキユキ」をかっこわるいまま写した「(受信・)送信能力」といった、「メッセージ(声)の受信能力と送信能力」という、ナキアミ・ハル達「母」が持っている「ザムド/ヒトガタの声を聞く」という受信能力(送信能力もあるのかもしれないけど)や、ザンバニ号の担う「手紙を受け取って配達する」という受信・送信能力に繋がってくるからですよね。
そんなワケで、メッセージを投げる勇気も必要ですが、メッセージを受け取る度量も必要なワケです。
「いつも迷惑掛けてごめんなさい。」(ナキアミ)
「……(ものすごく驚いた顔)」(紅皮伊舟)
「泣かないで、ハル…
いつだって一緒にいるから…
貴方の声、ちゃんと届いてる。」(ハルの母)
「分かった…」(西村ハル)
そんな優しいおにいさんからの愛の青空授業。お兄さんからの「メッセージ」、たんと吸収してくださいな、アキユキ君。
ブロイ・スカッキ
「心は写真に写ってないわよ。」(ブロイ・スカッキ)
その写らない「心」を写すのが雷魚達カメラマンなのであって…
ブロイ・スカッキさんは、今までも度々作中善とは違う方向を向いてますが、それが必ずしも悪人というワケではなく。なんでかって言われれば、彼女がザムドのレギュラー女性キャラの中では唯一、「母」としての一面を見せないからなんですが、女は誰しもが「母」である筈なので、多分、徐々に変化していくんじゃないかなとは思ってます。
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次回予告
亡念のザムド第11話「襲撃 ザンバニ号」
果たしてアキユキは兄からの「メッセージ」を受信できるのか!?
母からの「メッセージ」を受信した(つもりだけかもしれないけど)ハルは果たして「覚悟」を見せられるのか!?人間辞めちゃってるフルイチを人間のまま越える事ができるのか!?
乞うご期待!