フレッシュプリキュア!第28話感想「大切な記憶!おじいちゃんとの思い出!!」
戦闘中に居眠りする桃園さん、なんてエロス!!サウラーさん、GJ!!(えー)
今回は成田さんのいつもの芸風とはガラッと変わった印象。桃園さんの帰りを待ってナケワメーケの猛攻にひたすら耐え忍ぶシーンとか、いつもの成田さんらしいのもあったんですが、すごく良かった。いつもの成田さんの脚本っていうのは、大抵、最初にヒントがあって、ギリギリまで敵を登場させずに後半の後半で戦闘に突入して、短い戦闘の中でピンチと、ヒントを無理矢理生かすのとをあっという間に流していく、というような、「心は力!」という、うん、まあ、そうなんだけど、その切り口だと、何故か首肯したくないっていうか、戦闘短いなー、というか、「ぶっちゃけありえない」というか、なんというか、そんな感じのヤツなんですが、Aパート半ばにしてナケワメーケを登場させたり、「5」時代に、散々期待させておいて全然出てこなかった「家族」のエピソードをぶちかましてきたりと、何というか、成田さん、GJ!!
まあ、正直な話、テーマとしては「『みんな』のFUKO」が社訓のラビリンスにしては、桃園さんを偽りとはいえ「幸せ」にしてしまうというのは、ブレてますけど、変化球としては大いにアリだったと思います。
それと、今回のサウラーさんはどうかんがえても良い人にしか見えないんですが、これはサウラーさんも善人化フラグ!?(なんでやねん)
「苦い『思い出』になってしまった…」
ラビリンスの人は「思い出」なんか知らないって言ってたのにね。
本編感想
桃園さんのおじいちゃんが格好良すぎる…
孫の幸せを願うおじいちゃん
「ダメだ、ここはお前のいる場所じゃねぇ。ずっと一緒にはいられねぇって、本当は分かってんだろう、ラブ?
お前の世界に、帰るんだ!!」(桃園さんのおじいちゃん)
お、おじいちゃん漢だぜ…
自分の幸せより、桃園さんの幸せの為を思って別れを選ぶなんて…
ラブという名前の原因、おじいちゃん
「儂が、愛情込めて畳を作ってきたみてぇに、お前にも将来愛情を持って何かを成し遂げる子になってほしい、そういう願いを込めて『ラブ』って名付けたんだ。」
な、なんだってー!!!
ラブなんてファンキーな名前を付けたのがおじいちゃん!?すげぇぜおじいちゃん!!
世界のアイドル!
「でも、なんで英語なの?」
「『愛』って言葉もいいが、『ラブ』って言葉の方がもっと広い世界で通用するんじゃねぇかと思ってな。」
そ、そんな深い思慮があって付けたなんて…、このSunitha、感服しました。(白旗)
つまりは、「世界のアイドル」になるべくして付けた名前だということですね、なんて先見の明だぜ、おじいちゃん!!
マジメな話
つまるところ、思い出の世界では、桃園さんは幸せにはなれないのです。
まず、この世界の桃園さんは「夢」を諦めてしまう。
「ラブ、畳職人になる!!」(小さい桃園さん)
そして、戦っている仲間を忘れてしまう事で、「プリキュア」である自分すら無くしてしまう。
でも、おじちゃん自身は、みんなに好きな事をやって欲しいと思ってる、自分の為に家族が「夢」を諦める事なんて、望んではいない。おじいちゃんの幸せは、みんなが幸せでいることなのだから。
「ありゃあサラリーマンだからよ、無理に畳屋やらせたって、いいことぁねぇだろ。」
つまらない話
Sunithaにはつまんない家庭の事情がありまして、母方の祖父母の事があまり好きじゃないんですが、桃園さんのおじいちゃんが桃園さんを送り出すシーンには思わずグッと来ました。