昔の人は、本には神さまが宿っていると言ったそうだ。ああ、宿っているね、貧乏神が。



 今月の財布事情は本気でヤバい。
 3月の終わりにレアな学術書を買ってしまったのが痛かった。

 本の名前は出せませんが、某隣国の言語関係の書籍です。(おお、なんか尤もらしいぞ)

 あの頃は世界は私にとって優しくて、上の階の住人さも引っ越して静かになって、私もこんな毎日がずっと続くと信じていたし、勿論引っ越そうなんて気も起きなかったので、ついつい四万円出しちゃったんだよね。
 だって、新品で買えば上下巻で10万する本、中古でも6〜8万が相場で、5万が出たら函が無くても買おうと思ってたのに、4万で売ってたんだよ?しかも函付きだよ?
 ここは買いではないでしょうか。

 買った時は「いい買い物したー」とか浮かれまくっていたのに、今更それがずしりと来ました。
 学術書も引っ越しも、自分で決めた事だし、チャンスはものにすべきだし、前々から引っ越したいとは思ってたから、いい方に捉えるべきなのかな。