うらら、すっかり大人になって、本当にいい子じゃ。 Yes!プリキュア5第19話感想 〜うららの秘密を探れ!〜
今回は、春日野さんの「家族の風景」のお話。
些か過保護気味のお父さんとおじいさん、それに鷲雄さんを加えた大の大人3人と、そんな3人に、ちょっと困り気味な春日野さん、大人の男衆は、春日野さんを「子供」だと思っているので心配でたまらないんですが、春日野さんは、ちょっと「大人」に背伸びして3人を喜ばせてあげたいと思っていて・・・と、お互いに大切に思っているという、普通にいいお話でした。
鷲雄さん
「うららちゃんは、仕事もきちんとこなしているし、立派に大人の仲間入りをしています。でも、一番大切なお父さんやおじいさんにこんな風に迷惑を掛けているようでは、まだまだ子供ですよ?」
春日野さん
「私も、お母さんみたいにみんなが笑顔になるような料理がしたくて。」
平蔵さん
「うらら、すっかり大人になって、本当にいい子じゃ。」
さて本編、ナッツハウスの周りに怪しげな男達が彷徨いているという夢原さんのタレコミが。
ナイトメアの襲撃!?戦う美少女戦隊プリキュア5は即座に臨戦態勢に。過去にはナッツハウスへの潜入も許していますから油断は禁物、慎重、且つ大胆に状況開始です。
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夏木さん
「確かに怪しい。」
80年代のジャンプにあったようなセリフで、警戒を強める夏木さん。いざとなったら彼女の出番です。
しかし、守るべきドリームコレットの守護者であるナッツが出撃。ココとナッツには、ナイトメアを察知する能力があるので大丈夫だと思っているみたいですが、易々とナッツハウスに侵入を許している時点で、説得力はありません。
けれど、幸か不幸か不審者の正体は春日野さんのお父さんとおじいさんでした。
春日野さん
「おじいちゃん、お父さん!」
春日野さんのお父様、ミッシェルさんと、おじいさま平蔵さんのそろい踏みです。
ミッシェルさん
「私は日本に来て20年になります。とても素晴らしい所です。私の祖国フランスと同じくらい愛しています。」
平蔵さん
「うららの祖父の平蔵ですじゃ。今日は素敵なお嬢さん方と知り合えて嬉しいのぉ。儂がもう十歳若ければアッターック!!しておるところじゃ」
何となく嘘くさいながらも、それを吹き飛ばす爽やかさのミッシェルさんもはじけてますが、流石は春日野さんのおじいさま、それ以上にはじけてる。必要以上に身振り手振りが大げさなフランス人さんに負けてません。
秋本先輩
「何だか、とっても個性的なおじいさまね。」
はじけてるのが3倍になって、流石にたじろぐプリキュアさん達ですが、それに引くような現役最強のはじけるではありません。
春日野さん
「お父さん達、何しに来たの?」
平蔵さん
「たまたま通りかかっただけじゃ。」
春日野さん
「そんなワケないでしょ!」
日頃要領を得ない春日野さんとは思えない、鋭いツッコミです。やっぱりキャラを作ってやがったな。
そんな所に闖入してきたのは鷲雄さん、3人によると、ここ暫く春日野さんの様子がおかしいらしいです。
春日野さん
「私、様子おかしくなんかないです!」
・・・ふーん。そうなんだ。
・・・・・・へー。
実は私も、第一話から春日野さんの様子がおかしいのは気付いていました。(ドクロ)
そして、今日も今日はでストーカー行為を繰り返すプリキュアさん。16話から、プリキュアさん達こんなのばっかり。
しかし、ギリンマさんに春日野さんがさらわれてしまいます。戦術的価値がまるで無い春日野さんをさらう辺りに致命的な欠陥がある上に、今年のプリキュアさん達は人の話なんて聞きません。
春日野さんの身に危険が及ぶ可能性を考慮せずに、一切の交渉の余地無く戦闘に突入。人質の意義が全く無くて、ギリンマさんの計画が2秒で崩壊。
勝つ為には手段を選ばない、それがプリキュア5のコンセプト。逃げるのはナイトメア、逃げないのは訓練されたナイトメアなのです。
しかし、そこで黙っているギリンマさんではありません。春日野さんの大切なノートをコワイナー化して反撃です。
これによって、何故か一気に攻撃がしづらくなったプリキュアさん。「春日野さんの命 < 春日野さんのプライバシー」という事なのか、こうなったら、みんな纏めてサンク・ルミエール通信に入部してしまえ。
秋本先輩
「まずは、うららちゃんを助けましょう!」
しかし、何やら秋本先輩には策があるご様子、ミントプロテクションによる陽動で春日野さんを奪回。
夢原さん
「レモネード、あたし達に任せといて!」
そんなワケで、プリキュアさん達によるノート奪回作戦の開始。
夏木さんがコワイナーを持ち上げ、水無月先輩と秋本先輩が腕を補足し、身動き取れなくなった所で、夢原さんがドリームアタックで撃破していい所を全部持って行きましたが、どう考えても、夏木さんの役が不平等過ぎてならない。
夏木さん、とことん報われない娘・・・・・・。
プリキュアさんの組織としての姿勢に疑問を持ちつつも、結果は、ギリンマさんの撃退に成功。
駆けつけたお父さん達と一緒に祝勝会のカレーパーティー、懸念されていた味の方ですが、中々好評の様子です。
ミッシェルさん
「うらら、この味は一生忘れないよ!本当にありがとう!」
ところで、15話で、夢原さんのお母さんにおかゆを作ってあげる時に、
「すみません、実は私、家事とかあまり慣れてなくて〜。」
と言ったのは誰だったか。
お母様のレシピが優秀だったのか、誰でも美味しく作れる日本のカレールーが優秀なのか。
というか、黄色よ、あの時皿を割ったのも、あれも全部キャラ作ってたのか。
やっぱり黄色はタチが悪い。(結論)
それにしても、「とびっきり!勇気の扉」のジャケットを見る限りでは、普通に頂点を狙えそうなのに、いまいち本編で冴えないのは何故なんだろう・・・。
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・来週のプリキュア5
そんなタチの悪い黄色が、あろうことか2回連続でメイン回を獲得。
「プリキュア5歌手デビュー!?」
ぐがががが、面白そうだ。
意外とノリノリな水無月先輩が実に可愛らしい。
来週も楽しみです。