ミルクさん、プリキュアさんのお仕事は王族へのご奉仕ではありません

 今回は、新登場のミルクとプリキュアさん達との信頼構築のお話。
 ナッツの時も同様の話があったんですが、ナイトメアに騙されてパルミエ王国の滅亡を招いてしまって人間不信になってしまったナッツに対し「悪くない」と肯定してあげたのが第7話でしたが、新キャラのミルクは、「パルミエ王国を復活させる夢」を持った「守るべき対象」として、「夢」を守る存在としてのプリキュアがより鮮明で、視聴者を含めた全ての人の「夢」を守る存在としての姿勢を打ち出していた感じでした。

夢原さん
「あんたなんかに、ミルクの夢の邪魔はさせない!」

ミルク
「下がらないミル!パルミエ王国が復活した時、お二人がいなくてはいけませんミル!」
























☆品切れ必至・とっても可愛い☆ プリキュア5 【もふもふぬいぐるみミルク】















販売期間

2007年07月01日09時00分〜2007年07月20日23時28分













当店通常価格

1,680円 (税込)





価格

1,200円 (税込 1,260 円) 送料別
























 さて本編。また遅刻しそうな夢原さんを、腹ペコミルクがロックオン。

ミルク
「丁度いいのが来たミル。」

 フェイカーのカモになったともしらずに謎生物を拾い上げる夢原さんをほくそ笑みむミルク。なんて良い笑顔なんでしょう。

ミルク
「キヒヒヒッ。」


 一方こちらはナイトメア。なんだかんだ言ってまだナイトメアにいたギリンマさんですが、こうも失敗続きでは、自分の首が危ないのです。そんなギリンマさんに、上司のブンビーさんからアドバイス

ブンビーさん
プリキュア相手にするな。ターゲットをパルミエ王国の連中に絞りたまえ。」

 ・・・今更!?
 けれど、それは番組的にアウトでしょう。特撮モノで、「毎回一人ずつ出動するのではなく、最大数の怪人で総攻撃を仕掛ける」とか、「合体前のロボットに攻撃を仕掛ける」とかと同じくらいNGです。

 場面は再び変わってプリキュアさん。何故かお昼御飯のお弁当が食べられて腹ペコの夢原さん。どうもお財布も無くしてしまったようで、おタカさんの売店で何かを買う事も出来なかったみたいです。

夢原さん
「おなか空いた〜〜〜。もう・・・ダメ・・・。」

 そんな夢原さんを見かねてナッツが豆大福を勧めてくれますが、そこで夢原さんは、謎生物3号が豆大福を食べるのを目撃してしまいます。

夢原さん
「ぬいぐるみ・・・ぬいぐるみみたいなのが豆大福食べて喋ったの!」

 そう、これは異常事態なのです。豆大福を食べられて最早平常心を保っていられない夢原さんの心はいくばかりでしょうか。

プリキュアさん一同
「ぬいぐるみみたいで・・・豆大福を食べて・・・喋るって・・・普通じゃない?」

 ・・・・・・。

 どうも、知らないうちにプリキュアさん達の常識がおかしくなってらっしゃったらしいです。

ミルク
「頭が高いミル。このお方達をどなたと心得るミル。パルミエ王国の王子、ココ様とナッツ様ミル。」

 更に衝撃の事実。ココとナッツは王子でした。けれど、夢原さんにとっては、そんな事はどうでもいい事らしい雰囲気。

夢原さん
「へ〜〜、そうなんだ〜。」

 おもむろに豆大福に手を伸ばす夢原さん。

 ぺしこーん!

 夢原さんの御手を叩いたのはミルク。

ミルク
「これを勧められたのはミルクミル!勝手に食べるなミル!」

 単なる使用人の分際で、一般市民の夢原さんに命令するミルク。封建社会の腐臭が充満してやがる。
 そんなミルクは客商売をするナッツとココを見て呟きます。

ミルク
「ナッツ様が・・・ご商売を・・・何と嘆かわしいミル。」

 ・・・ミルクさん、働くのって大変なんだよ。「いいものは宣伝をしなくても売れる」と、大名商売を気取った結果、腹ペコになって倒れたナッツの苦労、引いては、働いている皆さんの苦労を知らないのか、「嘆かわしいと」一言で片づけるミルクさん。

 ぎぎぎぎ、「働くのは下々の者」とは、いい度胸じゃないですかかかか。(ドクロドクロドクロ!)

ミルク
「あんた達がいると却って仕事の邪魔ミル!後はミルクに任せて帰るミル!」

 そんなワケで、プリキュアさん達を追い出したミルクは、早速ココとナッツのお世話を開始します。

ミルク
「さてと、ではお夕食の買い物に行ってきますミル!」

 ・・・待て。食べる物も無くて、腹ペコの状態だったのに、どうしてお金を持っている!?

 ・・・昼ご飯、購買部でも何も買わずに腹ペコだった夢原さん・・・

 そうか、夢原さんのお財布まで取ったのか。この外道め。

 そんな中、私の頭に響く声が。

「国庫が足らぬのなら、税を上げればいいであろう。」

 ああ、これだから封建制は嫌いです。庶民は税を納める対象だと思ってやがる。王権神授説なんて御免被る。ナイトメアも、人間界まで支配しようって言っているんじゃないんだから、パルミエ王国なんて滅んだままでもいいじゃない。(それを言っちゃあおしまいだ)

 けれど、優しいプリキュアさん達は、「苦労してきた」と いう点に目をつぶってミルクを許してあげることにしました。なんて優しい。けれど、プリキュアさんがミルクを受け入れた矢先、事件は起こります。ギリンマ さんがココとナッツに狙いを定めて襲撃を仕掛けて来たのです。逃げるココとナッツの前に、ミルクが現れますが、大して役にも立たずに追いつめられてしまい ます。絶体絶命!

「信じていれば、夢は叶う!」
 そこに登場したのは、夢原さん率いるプリキュア。一年前にも、某金の花と、某銀の翼の二人組が同じような事を言っていましたが、多分思い出してはいけないのです。

  そうして始まる戦闘シーン。いつもにも増して激しいです。
 これが噂に聞くベルカ式作画とかいうヤツなのか。他の優れた所を積極的に取り入れるのがプリキュア 5なのです。
 縦回転で急降下して踵落としをする夏木さん。赤いだけあってスピードも3倍。コワイナーに大打撃をくわえます。某銀の翼とのスペックの違いをまざまざと見せつけるプリキュア5。

夢原さん
「あんたなんかに、ミルクの夢の邪魔はさせない!」

 「夢」を守るのがプリキュアさん。たとえ口は悪くても、気持ちはまっすぐなミルクの為に夢原さんの必殺技が炸裂します。

「夢見る乙女の底力!受けてみなさい!プリキュア・ドリームアタック!」

 そんなワケで戦闘終了。ミルクも夢原さんがプリキュアさんだと分かって夢原さんを見直すに至りました。

夢原さん
「大丈夫?ミルク。」
ミルク
「ありがとうミル。あなた達がプリキュアだなんて・・・プリキュアだなんて・・・心配ミル!」

 成る程、ミルクはツンデレなワケですか。素直にお礼を言ったものの、やっぱり恥ずかしくて悪い子ぶってしまったワケですか。安心して眠ってしまった所を見ると、プリキュアさんに対する信頼も構築されたみたいです。何はともあれ良かった良かった。
 ミルクも腹黒いものの、今までのプリキュアにいなかったキャラ・・・だよね?正確には初代で誰かいた気もしますが、きっと気のせい。プリキュアさんは心の綺麗な人にしかなれないのです。(多分)















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・次回予告
「ミルクの家出で大騒ぎ!」

 どうも、あまりの役立たずっぷりに情けなくなって家出したみたいです。ここは、この約半年の間に少しずつ成長してきた夢原さんの出番です。

 水中・緊縛・電撃、妙な色気を漂わせ始めた夢原さんに一抹の不安を感じながら来週を楽しみにしよう。

 「またみるミル・・・」

 このネタがやりたかった為に、ミルクを出したのに一票入れとく。(バカ)