魔法少女リリカルなのはStrikerS感想第15話「Sisters&Daughters

 第15話「Sisters&Daughters」感想
 マリエルさんって、スカリエッティさんの関係者なんじゃ・・・。(妹とか)

 今回のテーマは「最後の晩餐」。これを最後に機動六課を取り巻く情勢がどんなに厳しいものになって、離ればなれになったとしても、「必ず帰ってくる場所」として楽しい食卓を提示するのが、今話の意図だと思います。
 ペース配分を考えると、第1クールが終わったばかりの折り返し地点ですけど、多分これから状況は苛烈になると思います。ラストのなのはさん達の会話で、はやてさんが「ここを抑えれば、この事件は一気に好転してくと思う。」と言っていたけど、言うまでもなく、これは「抑えられたら」の話で、スカリエッティ達さんもルーテシアさん達も本気になって、レジアスさんも危なそうな「アインヘリヤル」なる北欧神話っぽい兵器を開発しているようですし、状況は最悪の方向に向かう事は確実ですよ。

なのはさん
「きっと、大丈夫・・・」

 ・・・いや、きっと、大丈夫じゃないと思う。

 先回の魔法少女リリカルなのはStrikerS第14話「Mothers&children」のブログ感想の登録件数は147件、当ブログには57件の感想記事のトラックバックを頂きました。ありがとうございました。
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 あと、それ以外では、「復讐」を誓っているギンガお姉さんと、「復讐」に捕らわれていないスバルお嬢さんが対照的だったなぁというのが初見での感想かな。

ギンガさん
「スバル、この先多分戦闘機人戦があると思うんだけど・・・。しっかりやろうね。」

スバルさん
「大丈夫。私達には母さんの残したリボルバーナックルがあるし。今はキャリバーズも一緒だし。」

 13話で、スバルお嬢さんは、戦闘機人に対して決して憎しみを感じていないとも取れる描写がありました。

スバルさん
「あれだけの事をしでかして、使っていたのは魔力とは別系統のエネルギー。そんなのを体の中に内包してるって事は、やっぱりこいつら・・・」

 この時点では、どちらとも取れたんですが、今話を観る限りでは、スバルさんは憎しみとかは特に抱いていない感じです。母親の事をよく覚えていないのか、それとも何にも考えていないのか(笑)、いずれにしてもスバルさんは「復讐者」ではなく、ニュートラルな位置にあるんですよ。多分、カリムさんの予言の「死者が蘇る」の件と絡まって、スバルお嬢さんの見せ場に繋がるんじゃないのかなぁ。

 整理すると、「Sisters&Daughters」で出てきた姉妹を纏めるとこんな感じ。

 ナカジマ姉妹−−−戦闘機人に対する「復讐」の対比
 八神姉妹  −−−孤独になるはやてさんの救済
 ナンバーズ −−−全員が単なる悪人では無い事の描写
 (マリエルさんとスカリエッティさん?)

 あと、因みに、「アインヘリヤル」は、北欧神話ワルキューレが集めた「英雄の魂」、"Einherjar"のドイツ語読みだと思います。戦う事に誇りを持っているレジアスさんが好きそうな題材ですね。(参照:Wikipedia日本語版ドイツ語版)

<以下本編感想>


 麗しのギンガお姉さんが機動六課に出向してきました。ギンガお姉さんは「戦闘機人」に対してお母様の復讐を心に抱いていますから、製作側としては、その復讐をストーリーに絡めやすくする為に機動六課と同行させようという意図があるんでしょうね。

 今回のタイトルは「Sisters&Daughters」で すし、スバルお嬢さんとギンガお姉さんの姉妹が今回のメイン。スバルお嬢さんのシューティングアーツの先生でもあるギンガお姉さんに上達を認められ、他の みんなも揃ってサードモードに移行。セカンドモードはナンバーズ&ルーテシアさんとの戦闘の直前に上がりましたから、今回のサードモードへの移行は、ナン バーズよりも手強い相手が出てくるという事ですね。タイミングが良すぎる気がしますが気にしない方向で。(笑)

 それにしても、エリオ君のセカンドモード一度も見てないうちにサードモードですか・・・。

 ともかく、スバルお嬢さんは強くなったので、みんなに褒められてましたね!(ごまかし)

シグナムさん
「スバルは大分使えるようになったな。」
なのはさん
「入隊以降、ずっとクロスレンジの基礎固めをしてきましたから。」
ヴィータさん
「私となのはが毎日毎日ぶったたいて鍛えてるからな。あの位は。」

 ・・・よく砕け散らなかったものです。スバルお嬢さんはよく頑張った。多分例によって何も考えていないんだろうけど、スバルお嬢さんのおバカな所が好きです。

 一方で今回を最後に来週から悲惨な運命に巻き込まれそうなのがヴィヴィオさんですが、そんな予兆は微塵も感じさせない完璧なロリっぷりを見せてくれました。

フェイトさん
「危ないよー。転ばないでー。」
ヴィヴィオさん
「うん!」

 コテンッ

 お、お約束過ぎる・・・。大変良いものを堪能させて頂きました。

 また、転んだヴィヴィオさんを見た、なのはさんとフェイトさんも劣らず完璧でした。

なのはさん
「大丈夫、地面柔らかいし、綺麗に転んだ。怪我はしてないよ。」

フェイトさん
「なのは、ダメだよ。ヴィヴィオまだちっちゃいんだから。」
なのはさん
「もー、フェイトママちょっと甘いよ。」
フェイトさん
「なのはママは厳し過ぎです。」

 強く厳しいなのはさん、甘やかし専門のフェイトさん。もの凄く和みます。完璧です・・・。(大げさ)

 そんな3人を見ていたマリエルさん、

マリエルさん
「あ〜、二人の子供か〜。って、ええええええ!」

 吹いた。

 既成事実とは思い至らなかったです。マリエルさんの思考は素晴らし過ぎます。流石は本局技術部。(関係ない)
 都築さんは幼女の扱い方が本当に上手だね!(ほめてます)

 因みに、ヴィヴィオのリボンは、かつてなのはさんが担っていた幼女ポジションの後継者であると同時に、なのはさんとの絆の証しになりそうで、今後重要なガジェットになってきそうです。

 そして「最後の晩餐」では、ナカジマさんちと八神さんちの姉妹の風景が描かれていました。
 蚊帳の外のザフィーラさんと、シグナムさん以上に空気化しているシャマルさんが哀れでなりません。
 先回の感想でも書いたんですが、孤独になるはやてさんに対して、救済の鍵がこの「家族の風景」なんだと思います。

<紹介>
 これまた先回の感想でも紹介したけど、シャマルさん分の補給に最適なギコガコ堂さんのwebコミのしゃまるでございまーすシリーズをまた宣伝してみる。
 4コマ形式で八神家の日常が綴られているんですが、台詞が殆ど無い4コマとしては破格の形式なんですが、日常の「ああ、それあるある!」みたいな題材で構成されていて、言葉抜きでどこまでも低スペックなシャマルさんに共感してしまうという、すごく楽しいwebコミです。
 多分作者さんは、凄く日常的な感覚が鋭い人なんじゃないかな。お薦め。


 さて、一方でレジアス中将は、スカリエッティさんに奪われる事になりそうな兵器をせっせと作成中。素直に考えると先回フェイトさんが言っていた「質量兵器」だと思いますが、意外と5体のMSなんじゃ(以下自粛)

レジアス中将
「アインヘリヤルの方はどうだ。」
オーリスさん
「3号機の最終確認が遅れていますが順調です。」
レジアス中将
「遅らせるな。陳述会前に終わらせておけ。」

 強攻策を進め続けるレジアスさんに疑問を持つオーリスさん。どこからどう見ても戦闘機人の筈なのに、独白があったりと、普通にいい人にしか思えません。前の感想で、ナンバーズは「スカリエッティさんに切り捨てられる『悲劇』」を担っているんじゃないかと書いたんですけど、オーリスさんは、ナンバーズに感情移入する為の「いい人」のポジションなのかも知れません。

オーリス
「アインヘリヤルか。君はどう思う?」
「例のプランといい、アインヘリヤルといい、過ぎた力と思わなくもないが。」
「あの方の・・・選んだ道だからな。」

 そんな不安立ちこめる情勢の中、スバルお嬢さんとギンガお姉さんは定期検診へ。このタイミングに健康診断って、不自然すぎです。どう考えても脚本の都築さんの都合で入れられたとしか思えません。(ドクロ)

 ここでメガネを光らせているマリエルさんが怪しすぎる。そういう趣味なのか、他に目的があるのか。
  そうそう、マリエルさんの瞳の色は黄色ですけど、StrikerSには黄色系統の瞳のキャラはそんなに多くは無いんですよね。せいぜいスカリエッティさ ん、ウーノさん、トーレさん、クアットロさん、ディエチさん、ノーヴェさん、オーリスさんぐらいで。不思議不思議。オーリスさん以外はスカリエッティさん の関係者ばかり。何か暗示的ですね。まあ、私がそう仕向けてるだけですけど。
 意外とマリエルさんはスカリエッティさんの関係者なんじゃないかな?妹とか、・・・戦闘機人とかね。2番と5番は任務中らしいですし、丁度二人分空いてるし。今回のタイトル、「Sisters&Daughters」は、ナンバーズ姉妹の事も示しているので、よく分からない女性キャラはナンバーズに決まってる!(偏見)

 まあ、これは冗談半分ですけど、スカリエッティ製作のガジェット・ドローンのカメラアイも黄色ですし、オッドアイヴィヴィオさんもいますし、「瞳の色」は都築さんのメッセージだったりするんじゃないかと妄想してます。

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 さて、誰のカードが入ってるんでしょうか?

・過去の感想
 魔法少女リリカルなのはStrikerS第3話感想「集結」
 魔法少女リリカルなのはStrikerS第2話感想「機動六課」
 魔法少女リリカルなのはStrikerS第1話感想「空への翼」













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・次回予告
 魔法少女リリカルなのはStrikerS第話「その日、機動六課(前編)」

 戦力の殆どを公開意見陳述会に投入した機動六課は実質的な無防備状態。

 何となくマリエルさんも怪しそうに思える胡散臭さの中、ザフィーラだけでヴィヴィオを守りきれるのか!?

 ・・・まあ、無理でしょうね。ザフィーラは死なない程度に頑張れ。最近単なる犬と化しているので、たまには戦っている姿も見たいものです。

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