ヒロイック・エイジ感想第15話「光降るとき」


 第15話「光降るとき」感想
 狂乱状態になったエイジを救う為に、ディアネイラ様、イオラオスが駆けつけた!
 流石は冲方さんの脚本なだけあって、今までで一番いい出来でした。
 ディアネイラ様とエイジの再会のシーンはまさに神でしたよ。

・エイジとディアネイラ様の再会

 今回は脚本も演出も神でした。。
 「ずっと真っ暗だった」のは、「エイジの心」「未来」「宇宙」、それを照らしたはディアネイラ様が照らす「光」
 自分が狂乱に陥る事を承知で戦闘に望み、その「狂乱」をディアネイラ様が止めてくれると信じたエイジと、そのエイジを、エイジの言葉を信じて「狂乱」を止めにきたディアネイラ様の勝利です。

エイジ
「やっぱり、ディアネイラだ。」
「きっと、真っ暗だった。真っ暗だったのに、光が見えた。光は君だった。」

ディアネイラ様
「私にとって、貴方こそ光なのです、エイジ・・・。」

 この二人の言葉は、ヒロイック・エイジのキャッチコピー、「そして僕らは――誰かの星になる」に到達した事を意味します。二人がやっとここまで来ましたよ。

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・収録話の感想
 ヒロイック・エイジ感想第1話「滅びの星」
 ヒロイック・エイジ感想第2話「忘れられた子供」
 ヒロイック・エイジ感想第3話「英雄の種族」
 ヒロイック・エイジ感想第4話「惑星ティターロス」






 ・ディアネイラ様による「導く者」と「狂乱を止める者」の体現

ディアネイラ様
「いいえ、まだ道はあります。」
「かつて、大いなる滅びをもたらした英雄の種族、その荒ぶる心を私がこの身を賭けて鎮めましょう。」

 また、13話でディアネイラ様の「導く者」の能力と対照的に描かれた「時空流の分岐点を見出す能力」を持つレクティさんが、ディアネイラ様の能力を肯定。レクティさんの肯定は、「未来」を見据えたものだけに、この肯定はかなり強い力での肯定です。

レクティ
「あの船は破壊してはならない。ヤツの狂乱が今より遙かに恐ろしいものになる。」
「あの船に乗る者だけが、ヤツを止められるのだ。」

 これは、伝説に於ける「英雄の種族」と同じ事をディアネイラ様が成し遂げたという事。この日、ディアネイラ様は「伝説」になりました。

「伝説によれば、英雄の種族の争いを止められたのは黄金の種族だけ。

 喜んで下さい、メレアグロスさん。今日、ディアネイラ様は、ユーノス王家は確かに「伝説」になりましたよ。

 ディアネイラ様、この調子で来週も頑張って下さい、姫様。今度はウジウジ迷ったりしないでくださいね!

・イオラオスさん他アルゴノートクルーの奮戦

 エイジの暴走によって、「100時間以内に太陽系ごと消えて無くなる」と知り、絶望に駆られるニルバールさんの前に、ディアネイラ様の言葉、

ディアネイラ様
「いいえ、まだ道はあります。」

 更に、それに「導かれた存在」の一人であるモビードさんは、「援護も無く、頼りの英雄を逆に怖れねばならぬ時に」と言うニルバールさんに、

ビードさん
「我らの英雄殿を怖れる者など、この船にはおらん。」

と、「エイジはアルゴノートの仲間」だと強烈なカウンターと、信頼感の強さを示すモビードさんが恰好良すぎです。また、モビードさんが制服を緩めてエイジと同じ着方をしてるのはポイント。同じディアネイラ様の「導き」に従う者同士、エイジとモビードさんが同じ恰好をしてるのが、エイジとアルゴノートが「仲間」である事を如実に表していて格好良すぎです。
 またイオラオスさんもカルキノス相手に奮戦します。

イオラオスさん
「各、今こそユーノス近衛騎士団に相応しい働きを見せよ!
 姫様がエイジを元に戻すまで、この化け物を何としても抑えるぞ!」


 「いや、無理だから!」「死んじゃうからやめて下さい!」という私の心の声などどこ吹く風、見事カルキノスを抑え込んでくれました。すごいぞイオラオスさん。

・メヒタカ
 メヒタカもよく決心して戦ってくれました。
 レクティさんは、「戦う必要は無い」と言いますけど、メヒタカは、昔のメヒタカとは違うのです。「命令されるままに戦う」のではなく、「誰かを守る為に戦う」存在になったのですよ。
 レクティさんのピンチにメヒタカは必ず来てくれます。再登場が今から楽しみです。

レクティ
「メヒタカは、ずっと待っていた。
自分とアルテミアを敗北させてくれる存在を。だからもう、戦う必要は無い筈。」


・次回予告
 自らの運命を切り拓く為の更なる決意
ヒロイック・エイジ第15話「幾つの定めを越えて」

 来週がすごく楽しみです。

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