Ｙｅｓ！プリキュア５第29話「のぞみの一日マネージャー」
今回は春日野さんの販促回。「とびっきり！勇気の扉」を謳った後に、報われない時代劇の端役を回された春日野さんの怒り、仕事のピンチに駆けつけてくれた仲間と、一緒にいてくれた夢原さんを傷つけた敵に春日野さんの仕事のストレス毎纏めて解消です。
カワリーノさん伏線、こまナツフラグが生きてた。すごいな秋本先輩。
DVDは10/17発売
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- 出版社/メーカー: マーベラスAQL
- 発売日: 2007/10/17
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とびっきり！勇気の扉
以下本編感想
宿題が何も終わってない夢原さん。他のプリキュアさんはすっかり終わっているのに、これは一大事です。水無月先輩、秋本先輩は言うに及ばず、夏木さんも小さな弟妹がいますからその辺はしっかりしているようです。
そんな夢原さんに春日野さんからの提案。春日野さんのお仕事を見学しながらテーマを探してはどうかとの事。いや、そんな事してる暇ないだろ。今日はもう26日。明日は始業式ですよ！？
そんな叫びを無視して春日野さんのお仕事について行く日がやってきました。灼熱の太陽の下を行く影が一つ、上司への不満と部下への愚痴を口ずさみながら、自称ナイトメアの出世頭、凋落一辺倒の、ブンビーさんが道をやってきた。ブンビーさん、前はタクシーに乗るにも経費で落とせたのに、ブンビーさんも苦労してるんだ。そんなブンビーさんの前に無情な光景。
Closed
「休みかよ！？」（ブンビーさん）
そうなのです。「お世話役見習い」のミルクさんの為に王子が粋な計らいをして臨時休業と相成ったのでございます。そんなミルクさんはその頃･･･
「ミルクは遊ばなくていいミル！遊園地なんか見たくないミル！」（ミルクさん）
またワケの分からない事を宣っています。そんなミルクさんの伏線を敷設しながら、三匹こと、殿様、千石、タコじゃなかった、ケダモノが道を行きます。残った夢原さん、言付かった伝言を鷲尾さんに伝える為にうろうろと放浪を開始します。そんな夢原さんの耳に「うらら」なるフレーズが飛び込んできます。
「春日野うららの魅力を最大限アピールする！分かっているのかお前等！だから、そういう考えじゃ上手く行くワケないだろ！」（監督）
そこは普通の子供向けアニメではまず出てこない妙に現実の雰囲気を漂わせた部屋。生々しくもドリーマー。これがプリキュア５クォリティ。
さて、迷い込んだ夢原さんはマネージャーに勘違いされ(何故だ)、その後、キーボーディストとして水無月先輩を、着付け担当として秋本先輩を招集し、お花を届けたついでに付いてきた夏木さんを加えてプリキュアさん五人が勢揃い。その場の成り行きで時代劇のエキストラとして出演する事に。
最早何だか分からない春日野さんの髪型はともかく、夏木さん、秋本先輩は町娘で島田髷なのに、ババア様水無月先輩(14歳)は何故か先笄髷と、既婚女性用の髪型に。スタッフども、分かっててやってるのか。そんなプリキュアさん達に夢原マネージャーから一言。
「スケジュールが押しちゃって、いきなり本番だから！」（夢原マネージャー）
無 茶 言 う な 。
流石におかしいと感じた春日野さんはスタッフさんに質問。
「あのお、どんなお芝居を？」（春日野さん）
「あー、雰囲気出てればそれでいいっす。あとＣＧで何とかしますんで。」（ＡＤっぽい人）
「･････････。」（春日野さん）
所詮はエキストラ、要は端役･･･。絶望する暇もなくぶっつけ本番で始まる撮影。でも我らがはじけるは諦めない。だって４月の時点で、もうぶっちゃけヤケ○ソだもん。
「きゃー！若様！」（春日野さん）
「わらわを守るのじゃ。」（水無月先輩）
「お主も悪よのお。」（秋本先輩）
秋本先輩も最近はじけてるなぁ。
しかしそこにブンビーさんが敵方に混じって登場。芸の細かい方。
「ナイトメア組の出世頭、上級幹部のブンビー様とは、あ、俺のこったー！今日こそお前等のお宝、頂くでござるよ！」（ブンビーさん）
そして刀を抜いたブンビーさんを見て水無月先輩が一言。
「危ない！」（水無月先輩）
あ、知性のプリキュアさん逃げた。散々ノリノリで演技していても、ケダモノの実力をよく知悉していらっしゃる。そしてしっかりフラグを立ててる秋本先輩。この方は侮れない。
「何してる！」（ナッツ）
「あ･･･」（秋本先輩）
そして始まる殺陣。しかし、ココは刀を飛ばされてやられ、ナッツも飛んできた刀にぶつかってＫＯ。水無月先輩の見立ては正しかった。
「ナツ〜〜。」（ナッツ）
「ナッツさん！」（秋本先輩）
そしてしっかりとフラグを盤石にしていく秋本先輩＆ナッツ。嗚呼、「緑は要らない子」は最早死語。マイペースに、且つ着々と大人への階段を駆け上がっていく秋本先輩。秋本先輩は流石に小説家志望、少ないシーンでどうすれば目立てるのか分かってきたご様子。
年配の視聴者からクレームの届きそうなグダグダに展開の中、たった一つの希望、夢原さんが自転車にのって颯爽と登場です。と、思ったら転んで掘に落ちた。
「何がしたいのよ！？」（夏木さん）
全く以ってその通り。全く夏木さんは素晴らしい。そうして始まる戦闘パート。まあ、メキョン、ガキョンと色々あったあと、春日野さんが「プリキュア・レモネード・シャイニング」を披露して終了。新しい必殺技は体にベタベタくっついた後に自爆するという、「ベタベタによる不快感」という春日野さんの長所を生かしたまま「破壊力」を大幅に上げた改良型。敵にとっては最悪の嫌がらせ。コワイナー達も辛いと思うが頑張れ。
後日談
結局、大暴れして何も自由研究が進まなかった夢原さんに水無月先輩からの天の声。
「この手帳、自由研究になるんじゃない？」（水無月先輩）
いやはや、良かった良かった。これっで一件落着です。
「良かったですね、のぞみさん！」
「みんな、ありがとう！」
良かったね、夢原さん。ところで、自由研究はいいとして、日記とか、「夏休みの友」とか、そっちの方は間に合わないよね？（ドクロ）
