Yes!プリキュア5第42話感想「りんとかれんのひそかな約束」
今回は、特定の夢を持たないプリキュア、夏木さんと水無月先輩の「夢」のお話。春日野さんと秋元先輩の成長を目の当たりにして、夏木さんと水無月先輩は「夢を持っている3人」に対して疎外感を感じてしまうんですが、夏木さんと水無月先輩がお互いを認め合い、2人のピンチに駆けつけた3人の夏木さんと水無月先輩のが「他の人を笑顔にする力」、それこそが「夢」だという言葉で、夏木さんと水無月先輩の疎外感が解消され、二人の息の合った連係攻撃でコワイナーを撃破する、という、夏木さんと水無月先輩の二人の関係性の成長物語というよりは、5人の友情の強さを描いたエピソードという感じでした。
グループ | 夢or目標 | それをかなえる手段・行動 | 気持ち |
夢原さん | 一応有る | 実行している(プリキュアそのもの) | 「ココの笑顔を見たいから」 |
春日野さん&秋元先輩 | 有る | 実行している | 「ファン/読者/ナッツの笑顔を見たいから」 |
ナイトメア | 有る(組織内での栄達) | 実行している | 自分が良ければいい。 |
夏木さん&水無月先輩 | 無い | 分からない | 「お客さん/ミルクの笑顔を見たいから」 |
話の流れ
冒頭で、夏木さんは「夢への努力の跡」を、水無月先輩は、秋元先輩の「夢への努力の跡」を、それぞれ目の当たりにして、それなりに得意分野があって、それなりに好きな事もあるのに、それを「夢」にまで昇華できてない自分に少し自己嫌悪。
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でも、夢原さんの粋な計らいで夏木さんの店で一緒に働く事になった夏木さんと水無月先輩が、夏木さんは「水無月先輩のすごい所」、水無月先輩も「夏木さんのすごい所」を見付けて、互いにそれを伝え合って、「夢」への道が見えてくる。
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ブンビーさんの登場で、「夢も希望」も無い=「絶望」?と揺さぶりを掛けられ、「夢」を諦めそうになる夏木さんと水無月先輩。「ナイトメア側の人間なんじゃないの?」という疑問を拳で否定する事もできずにダウン。
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そこに登場した夢原さん&春日野さん&秋元先輩によって、春日野さんが「夏木さんが誰かを笑顔にしたエピソード」、秋元先輩が「水無月先輩が誰かを笑顔にしたエピソード」を言語化し、夢原さんが、「みんなを笑顔に出来る力、それこそが夢なんだよ、力なんだよ!」と、「特定の夢」は今はまだ無くても、そこに向かう気持ち、その「夢」を抱いた理由こそが素敵な事なんだ、ナイトメアとは違う!と最高の援護射撃で大肯定。
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それでも自分のポストがいい加減危険なブンビーさんの迫力に倒れ付す3人。しかし、今度は、3人の「言葉」をもらった2人が、3人を助けるべく立ち上がり、コワイナー撃破。
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プリキュア5第8話感想「相性最悪りんとかれん?」でケンカの原因になった、全く違う二つの花を、「違っている方がいい」という着地点で回収。
おまけ
ケダモノ二匹がまた飛んでいきましたけど、夢原さんと秋元先輩が投げたような気がしてなりません。