Yes!プリキュア5第45話「のぞみとココのクリスマスの誓い」
今年最後のプリキュア5。今年のプリキュア、幼女用放送コードギリギリの恋愛描写が光ってました。
- 出版社/メーカー: マーベラスAQL
- 発売日: 2007/11/21
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みんな強くなった
今までは、夢原さん以外のプリキュアやケダモノ'sが迷ったり悩んだりしている所に、夢原さんが颯爽とやってきて、勇気づけてくれたり、励ましてくれたりというパターンでしたが、今回はそれが逆で、夢原さんが迷ったり悩んだりしている所に、プリキュアさん4人&ケダモノ'sが勇気づけるパターン。
夢原さんに引っ張られて、夢を追い掛ける事が出来た仲間達に、今度は夢原さんが引っ張られる形で、プリキュアさん達の成長が描かれていました。一年の間にみんな本当に強くなったよ。
「迷って当たり前でしょ!」
「立ち止まってもいいじゃないですか!」
「すぐに答えは出ないかもしれないけれど!」
「私達は、いつでもドリームの力になる!」
「ドリームは諦めないナツ!」
「ナイトメアなんかに負けないミル!」
「ドリーム!」
ラストで雪に一緒に足跡を付ける事(=「二人で築いてきた時間」の象徴)が、雪が解けたら(=「時間」が経つこと、または「別れ」や「旅立ち」を意味する「春」の象徴)で、何も残らない事を悲しむ夢原さんに、「思い出」は残ると言ってあげるココが恰好良い。ホント、人間形態の時は文句無しに恰好良いんですよね。
それでも、「思い出」だけじゃ悲しすぎる。好きな人とずっと一緒にいたいのが人の心というもの。そんな夢原さんに、ココが第39話感想「恐怖!デスパライア現る」で辿り着いた「今を大事にしたい」という答えで今回は着地して、雪の降る静かな夜に、クリスマスツリーの前で二人の顔が近づいていく―――と、幼女用放送コードギリギリ的なラインでお仕舞い。
「そんな事無い!
http://d.hatena.ne.jp/AlfLaylawaLayla/20071111/1194761684
とりとめも無い会話、一緒に見た景色。全て、掛け替えのない大切なものなんだ!
確かに感情は一時のものかも知れない。でもそれは!永遠に心に残る宝物なんだ!」
クリスマスらしい綺麗な終わり方でした。
秋元先輩&ナッツ
夢原さんと同じ悩みを抱えている秋元先輩ですが、表立って行動はしなかったです。これは、夢原さんと秋元先輩は、それぞれの形でラストを迎えるという意図があると解釈しておきます。
でも、夢原さんとココを送り出す時は、息が合った気配りをしてくれました。
「ココ、のぞみを家まで送ってやれ。」(ナッツ)
「はい。」(秋元先輩)
秋元先輩も頑張れ。
おまけ
ケダモノ王子、二人とも王座は要らないと、責任のなすりつけあい。
ケダモノども、お前ら、美しくないね・・・。