Yes!プリキュア5第46話感想&備忘録「カワリーノ非情の策略!」
今話は、プリキュア側では「一度その手に掴んだ希望」を失う事による「絶望」を描き、一方のナイトメアでは「仲間の否定」をするカワリーノさんによる粛正が行われ、「仲間の肯定」をするプリキュアさんとの対立を明確に提示したお話でした。
「一度その手に掴んだものを失うことを恐れている。違うか?」(ブラッディーさん)
「結局、何の役にも立ちませんでしたね。」(カワリーノさん)
カワリーノさん、それはどうかな?「飼い犬に手を噛まれる」と言いますよ?あ、別に大事にはしてませんでしたか。(笑)
映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険! アニメコミック
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本編感想
一話のうちに二人も粛正したカワリーノさん。
今まで組織の中で中間管理職の悲哀を味わってきたブンビーさん、「昔のナイトメア」を知っているブラッディーさんを粛正した事で、「仲間」の存在を完全に否定した形です。
「俺達はあんたの道具じゃない!」(ブンビーさん)
「お前は自分の目的だけを優先して全体の事は何一つ考えない!
今のナイトメアには、何の結束も無い!」(ブラッディーさん)
一方で、プリキュアさんも、「失敗」を一手に引き受けるミルクが、違和感に気付かずにカワリーノさんに55匹のピンキーを全て集めたドリームコレットを渡してしまい、初詣の願いとは裏腹の結果となり、またもアイデンティティ喪失で「絶望」。
プリキュアさん達も、「一度その手に掴んだ希望」を失ってしまい「絶望」へ突入。
ただし、今回カワリーノさんが否定した「仲間」がカウンターとなる筈なので―――というか、今までも「仲間」の存在がいつも「絶望」を乗り越える力となってきたので、夢原さんを中心に頑張って欲しいところです。
次回予告
Yes!プリキュア5第47話「ドリームコレットを取り戻せ!」
ブラッディーさんが今話で「仲間」を肯定しないまでも否定しなかったので、ブンビーさんに助けられたりするのかな?
まあ、絶望の仮面を付けられた夢原さんとココみたいな事を、絶望の仮面を付けられたブラッディーさんとブンビーさんでやられても、まあ色々な意味でマズいですが。幼女どもには十年早いです。
おまけ
「どうもはじめまして…
寒いので風邪には
気をつけてくださいませ」
全くその通りなんですが、迫力あり過ぎです。泣き出さなかった幼女がいない事を祈ります。プリキュア5は本当にチャレンジャーだなぁ。
あと、初詣シーンは無いのは海外戦略かな?まあ朝日さんなので某隣国に配慮しての事でしょうか?