貝割れ大根
今日、四半世紀生きてきて、「かいわれだいこん」の漢字表記を初めて知りました。
成る程、双葉の部分が二枚貝が口を開けたような形だからですか。日本語は奥が深い。
私は、常用漢字は「一般教養の最低ライン」に過ぎないと考える人間なので、新聞などで「蛇行」を「だ行」と、常用漢字を金科玉条のように崇め奉って書いたりするのが嫌いです。読むのも嫌です。要は、漢字で書けるものなら、漢字で書いた方がいいんじゃないかって事。半世紀以上前は情報処理の観点からも制限を唱えていたようですけど、今やUNICODEとか、歪ながらも漢字を使える環境は整ってきていますし、最早そんなのは根拠にならない。
まー、そもそもマスコミが率先して「漢字を使わない」クセに、「若者の漢字離れが顕著」とかバカ言ってるんじゃないって感じ。学校で勉強しないから?パソコンばかり使って字を書かないから?私にしてみればそれよりも日常生活でどれだけ漢字に触れているかが重要だと思います。マスコミで頻繁に漢字に触れていれば、忘れたりする事も少ない筈。言語なんて所詮慣れ。使わなきゃ錆びるし使えば鋭くなる。それだけの話。
なんて事を考えました。