Yes!プリキュア5GOGO第12話感想&備忘録「美々野くるみがやってきた!」

 ミルミルの
  メッキ剥がれる
    ミルミルと(Sunitha)

 ありゃ、これはさっきまで見てた番組のノリだった。いけないいけない。

 春日野さんと互角、こまっちゃんと互角、水無月姐さんと互角、夏木さんを圧倒(何故だ、何か恨みでもあるのか)、夢原さんは勝負にもならず…と、プリキュアとのスペックの差を見せつけ、あわやリーダーはミルミルの方が相応しいのでは?と思わせておいて、肝心なトコではやっぱり夢原さんにはかなわなかった―――という話だったと思ったのですが、夢原さん終始あんまり活躍せず。相変わらず赤尾でこさんの脚本はよく分からない。

 話としては、前作第30話「ミルクの決意とみんなの力!」再び、という感じ。

「将来の夢も無いクセに偉そうに言って欲しくないミル!」(ミルミル)
 
「そんなんじゃプリキュアになる資格も無いミル!」(ミルミル)

 前はお互いの事をよく知らなかったから思い切りケンカしてしまったけど、前作の積み重ねがあるから、ミルミルの言葉も攻撃的ではなく、夢原さんの言葉に不思議な力を感じて納得するのがいいですね。

「まったく、どうしてあなたみたいなのがプリキュアなのかしら。」(美々野くるみ
 
「え?」(夢原のぞみ夏木りん
 
「ドジばっかりで、キュアローズガーデンに辿り着けない、なんて事になったらみんなが迷惑するのよ?」(美々野くるみ
 
「ちょっと、そんな言い方。」(夏木りん
 
「絶対に行くよ、私、フローラさんと約束したから。
フローラさん、困ってたみたいだから、私達で力になるのなら絶対に助けに行かないと。」(夢原のぞみ
 
「あなたっていつもそうね。」(美々野くるみ

 ミルミルが「完璧なようでいて実はドジッ娘」という設定は「完璧な戦士だけど、リーダーには一つ足りない」というメタファーとしても解釈可能ですしね。グレイトグレイト。

 しかしミルミル、「やっぱり私がいなきゃダメみたいね!」みたいな態度を取るのはいいのですが、前作ではミルミルはそんなに人気キャラというワケじゃなかったような。寧ろ、(以下不適切な表現なので省略)

次回予告

 Yes!プリキュア5GOGO第13話「悪夢のメルヘンワールド」

 おお、ナイトメアナイトメア。(関係無い)

おまけ

「それにしても、あの子何者なのかしら。」(水無月かれん

 というか、いい加減に気づけ、知性のプリキュア