祝福しろ。 結婚にはそれが必要だ。 コードギアス反逆のルルーシュR2第11話感想&備忘録「TURN011 想いの力」
絶望の中で救いを叫ぶ声に、応えるその手がルルーシュという展開がただひたすらに熱かった。
「私は救えないのか、守れないのか。
あれから六年、全ては貴方の為に準備してきたというのに…!!」
誰か、誰でもいい!彼女を救ってくれ!!」(黎星刻)
「分かった、聞き届けよう、その願い。」(ルルーシュ・ランペルージ)
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本編感想
今シリーズに入ってから「思いの力」、「心の力」、「願いの力」、そういったモノを肯定してきたルルーシュの一つの到達点、「世界を変えるのは人の思い」、そしてそれを叶えるのがルルーシュ、という事を体現した話でした。
「そうか、俺も、俺も、ナナリーの為に世界を作り替えようと思った!
『思いには、世界を変えるほどの力がある』、そうなんだな、シャーリー!
ありがとう、君に聞いて良かった。」
黎星刻も散々死亡フラグ立てまくったクセに、無事生き残ってくれて、こんなフラグのへし折り方ならいくらあってもいいですね!
シスコン&ロリコン同盟バンザイ!変態達が抱く思いが世界を変えるんですね!(台無し)
ルルーシュ | ナナリーの為、C.C.の為、カレンの為、日本人の為に戦う |
黎星刻 | 天子様の為、人民の為に戦う |
アシュフォード学園の生徒達 | ミレイさんの安否を心配して駆けつけてくれた |
中華連邦人民 | 天子様を見捨てた大宦官に憤慨して決起した |
「天子よ、貴方の未来は貴方自身のものだ!」
「力の源は心にある、大宦官達に決起した人々、私達黒の騎士団も、心の力で戦ってきた!」
「ゼロ、君という人間が少しだけ分かった気がする。」
「進むべき道は険しい。」
「だからこそ、明日という日は我らに有る!」
その一方で、ディートハルトや玉城といった一部の古参メンバーの不興を買っているのは否定出来ず、確実に組織内に歪みが生じているワケなので、その辺はエリア11のイベントが一段落した後で、追い追い明らかになっていくんでしょうね。
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次回予告
コードギアス反逆のルルーシュR2第12話「TURN012 ラブアタック」
あれ?滝島と二位さん?みたいなノリの一見コメディタッチのお話になりそうです。
コードギアスの性格から考えると、最後でドドンとシリアスモードに切り替わる筈なので、それまでルルーシュが色恋沙汰に悶え苦しむ様を観賞しようと思います。
シャーリーに二位さんアーニャ、それに戦線離脱しかけているとはいえミレイさんもいますからね。楽しみですねっ!(毒)
おまけ
恋する女は強い。
ホントにあらゆる意味で「思いの力」が「その他諸々」を凌駕した話ですよね。(笑)
「単純な恋の問題です!政治で語る事ではありません!」(神楽耶)
「うん、そうだな。」(C.C.)
「お前は黙っていろ!」(千葉)
掛かっているBGMまで、生徒会でいつも流れる曲で、黒の騎士団がギスギスしたアットホームな空間になっていて凄く面白い。
「その、或るカップルを別れさせたいんだけど、周りを説得するには―――」
というか、黎星刻、ロリコンだって事が思いっきりバレてるよ!バレバレですよ!
ルルーシュ自身も自分がシスコンである事を全く自覚していなかった様子が今回描かれてましたし、黎星刻の方も多分、自分がロリコンだなんて全く考えもしていないんだなと思うと、みんなホントに、相手の事を想っている大バカ野郎ドモなんだと分かって、すごくほのぼのとした気分になりました!
それに、ルルーシュも黎星刻も、自分がシスコンとかロリコンだとか自覚していない方が、周りとのギャップが愉快になるので、是非とも二人は、無自覚のシスコンとロリコンの道を貫き通して欲しいと思います。(笑)