Yes!プリキュア5GOGO第25話感想&備忘録「真夏の悪夢の二人組」
今話は、この言葉の為の話でした。
先回で本当の意味で「仲間」だとシロップが自覚して、先回のシリアスとはうって変わってコミカル。敵もコミカルな、とにかくコミカルにシロップとプリキュアさん達が「仲間」になった事を示し、シロップの「居場所」の暖かさを描写していて、とても良かったです。流石村山さん。
- 出版社/メーカー: マーベラスAQL
- 発売日: 2008/06/18
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本編感想
「もう疲れたんだ。一人の方が気が楽だよ。」
と、今までの話は何?と疑問符の湧くシロップの台詞で視聴者の注意を惹き付けて、ババロア女王が肝心な所で決める。流石は立つ鳥後を濁さずだね!(今良いこと言ったよね?ね?)
「誰かが待っていてくれる、帰る場所があるというのは素晴らしいことロロ。」(ババロア女王)
「シロップ、素直になるロロ。」(ババロア女王)
でも、もう一歩を踏み出せないシロップの前に新しい敵が登場。案の定苦戦のプリキュアさん。そして、先回の活躍は幻だったのかという程に役立たずなケダモノズ。(毒)
しかし、それでも立ち上がる主人公夢原さんと、今回何かとシロップを意識している、最近頓に可愛いミルミル。
「そうよ!料理も掃除も……ゴミ出しも!シロップと一緒にやるって決めたんだから!
あんたたちの自由には―――」(ミルミル)
「させない!」(夢原のぞみ)
「……」の所は普通「洗濯」だと思うんですが、それが入ってない所にミルミルのシロップに対する感情はまさしく「異性を意識したモノ」なんだよなぁと、ほのぼのとしてました。(バカ)
まあ、冗談はさておき、こういう「建前」的な台詞って、実はあまり好きじゃないんですけど、ミルミルがシロップに向けて言うと、「ツンデレ」的に解釈出来るので、いつもとは全く違って聞こえるんですよね。
それに、「料理」、「掃除」、「……」、「ゴミ出し」は、(準)お世話係のお仕事なのに、それをわざわざ分け合おうというのが、ミルミルがシロップと一緒にいたい、シロップに自分の事を分かって欲しいという気持ちの発露にも見えるんですよね。穿ちすぎかもしれませんが、村山功さんの脚本って、意外とそういう細かいところに拘っているトコがあるので、意外と真を突いてるんじゃないかな、って思うんですよね。
あれ、おかしいな、元々ミルミルは要らない子派だったのに、いつの間にかミルミル擁護派になってしまった。これがプリキュアマジックか。