おい待て、十月はまだ終わってないのにサンデーに神が勢揃いだと!?〜サンデー48号感想〜

「そんなもの私の『絶対バリアー』が…はね返す!!」〜ハヤテのごとく!

 こ、これは…!!
 連載200回でマリアさんが面白げな事態になるというのですか、神よ!

 バリアーは神。

ハヤテのごとく! 17 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 17 (少年サンデーコミックス)

「PFPを裏返しにしてエンディングまで行けるぞ!」〜神のみぞ知るセカイ

 サンデーで天才キャラといえば、ついこの間まで「高嶺清麿」だったワケですが、彼がキャッチーなオバカキャラが一周して超能力者にまで覚醒してしまったのに対して、我らが神は持てるスペックを有効活用してらっしゃる。流石は神。

 触らぬ神にフラグ無し。

神のみぞ知るセカイ 2 (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ 2 (少年サンデーコミックス)

「機体整備なんかやってられっか――――!!」〜絶対可憐チルドレン

 どうして椎名先生はこうやって心の叫びをくみ取るのがうまいかなぁ…。

 椎名先生こそがサイコメトラーだと思う。

 椎名先生は10年前から私の神。

絶対可憐チルドレン (14) (少年サンデーコミックス)

絶対可憐チルドレン (14) (少年サンデーコミックス)

「だったら僕が……二代目金剛番長になってやる!!」〜金剛番長

 あ、ありえねー!!だが、それがいい!!

 鈴木先生がファンタジー趣向なのは割と常識ですが、その素養が正に炸裂。
 伝説がまた伝説を生む。
 元ヤラレキャラの端役が本編でこんなに輝くなんて!!

 神は細部に宿る!

金剛番長 3 (少年サンデーコミックス)

金剛番長 3 (少年サンデーコミックス)

「しょうがないなあ…」〜アラタカンガタリ

 コトハさんはワキチチなのか、そうなのか!?
 そういや第一話から登場する度に見せてる。
 分からない、この娘が何をしたいのか皆目分からないよ、ママン…。

 女は神が命!

ふしぎ遊戯玄武開伝 9 (フラワーコミックス)

ふしぎ遊戯玄武開伝 9 (フラワーコミックス)

「何か月もかかって国じゅうの娘たちの足にはかせてまわり、ついにシンデレラを見つけたのでした。」〜月光条例

 お、王子、あんたすごいよ…。

 マジメな事を言うと、シンデレラの反逆が王子様も努力して勝ち取る事に気づいたという事だと思うんですが、足を至近距離で見過ぎて王子が変な趣味に走らないように…。

 やっぱり女の子はキラキラ輝いているのが一番ステキだと思うんだ。

 愛することを知る者は神に近づき、 考えることしか知らない者は神から遠ざかる。

月光条例 2 (少年サンデーコミックス)

月光条例 2 (少年サンデーコミックス)

「彼女はすべてを知っている――」〜オニデレ

 この漫画は今乗りに乗っている。

 第一巻はわざわざクリスタルな洋介先生の出身地のある町に寄って買ってきました。
 とある書店ではクリスタルな先生書き下ろしのサヤさんが付いてくるのですよ。
 その微妙な規模っぷりが高校時代を過ごした町の微妙っぷりを思い出させてくれました。

 世界は声なき声に支えられているのですね。

 モモさん、貴方が神ですか!?

オニデレ 1 (少年サンデーコミックス)

オニデレ 1 (少年サンデーコミックス)

 (ところで、「仮面キャラ」というのは、顔を見られてはいけない理由があると思うのですが、美少女だったり、本当の家族だったりとか。オニデレがそんな一般的な社会常識に捕らわれない事を祈っています。)

「とっくに気づいてたですー!」〜お坊サンバ〜

 今週のジャンプは最後尾のPSYRENとバリハケンが崖っぷちというか、あからさまに打ち切りモードに突入して私は頭を抱える羽目になってたのですが、サンデーの場合はそんな悲哀が全く感じられなくて大変よろしい。(よいのか!?)
 正直なところ、お坊サンバ!!は苦手な漫画でしたが、大数珠を集めるという大前提のテンプレートがほとんど意味を成さないようになってから、何故か楽しめるようになりました。
 ったくねえ、プリキュアさんとかもたまには謎生物とナイトメアとカレーパーティーでも開いて愚痴ってればいいのに。(ドクロ)

お坊サンバ!! 3 (少年サンデーコミックス)

お坊サンバ!! 3 (少年サンデーコミックス)