Yes!プリキュア5GOGO!第33話感想&備忘録「ハッスルうららとカレー屋さん」
「どんなに小さな力でも、一人が動き出すことで初めて大きな流れを作る事が出来るんだから!」(水無月かれん)
最近すっかりご無沙汰だった起業独立の話。
プリキュ5では、「みんな違う夢を持っている」、「みんな性格も嗜好も違う」、それでも、「仲間同士が助け合う」事で、問題を解決したり、ナイトメアやエターナルを撃退する、というのがテンプレートなのですが、最初のパラメーターがマイナスみたいなハングリーなのって最近無かったので新鮮だったし、ブンビーさんが奇っ怪な行動を始める最初の話でもあります。(38話放送段階)
新鮮な反応
「よーし、そういう事なら、私たちもお手伝いするよ!」
「良かったね、よしみちゃ…」
「だ、だめだよ、うららちゃん。先輩達にご迷惑をお掛けするなんて…」
な、なんて良い娘…。
他人の厚意は骨の一片に至るまで食い尽くすプリキュアさんには無い新鮮な反応…。
「はーい、遠慮しませーん!」(中学二年生トリオ)
「ありがとうございます!」(年増コンビ)
バカ三人組ならともかく、姐さん達もなんだかんだで遠慮しないんだもんなぁ…。
宣伝さえすれば、そう、宣伝さえ出来れば…
「私、このお店の大ファンなんです!
とっても美味しいし!
しっかり宣伝すれば、すぐにお客さんがたーくさん来ますよ!」
そう、宣伝さえ出来れば、愚民の心を弄するなど造作も無い事。
それを、売れないアイドルが口にして、説得力があるような、無いような…。
実際、「自称アイドル」の筈なのにチラシすら受け取ってもらえないなんて、大丈夫ですか、春日野さん。
事務所の怒りを買うこと覚悟で、ゲリラライブでもやれば良いんじゃないだろうか。
案の上宣伝の成果はゼロ。
「おー、ここかー。
どーれ、おすすめのビーフカレーでも食べてみようかなぁ。」(ブンビー)
来たのは盗賊団の構成員一人だけ。
こりゃ春日野さんが落ち込むのも無理は無い。
きっと、「自分がアイドル」だから、きっと力になれるっていう自負はあっただろうからねぇ…。
蛇足ですが、8:53頃の呆然とした春日野さんは何か艶めかしいと思いました。いつもこうだったらいいのにね!
次回予告
Yes!プリキュア5GOGO!第34話「涙のお別れ!クレープの告白」