WJ52号 アスクレピオス第10話感想〜パレ追悼〜
パレの死亡は、多分編集側の意向なのだろうなぁと思わずにはいられない、打ち切りモード全開の話でした。
わざわざ生かして仲間にしておきながら、物語の勢い的に全く終盤(父親の奪還とかそんなの)でもないのに殺しちゃうというのは、やっぱりそうとしか考えられないでしょ。
「けど、悪が滅びるとは限らない
現実はキビシイね」(聖騎士カリギュラ)
恐らくこのカリギュラは、「編集側」を暗喩していて、「編集側がパレを殺したんだ!」、「バズ(=作者)はパレを死なせたくなんてなかったんだ!」というように読み解けるなーと邪推した次第。
手術以外に取り柄が無いバズがジャンプに本来求められるべきバトル分を、頑張り屋のロリのロザリィを配置する事でバトル分と美少女分を一気に摂取しようという目論見も見事に失敗したということでしょうか。
私はあまりマジメに読んでなかったのですが、なんか漫画家の悲哀が透けて見えた(気がした)ので、ちょっと感想書いてみた。
なお、これで打ち切りじゃなくても私は責任取りませんけどね。
- 作者: カールケレーニイ,Karl Ker´enyi,岡田素之
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もう妙なしがらみなんて捨てて、舞台をSQジャンプにでも移してパレとバズの敵を討つ為に戦うロザリィが主人公の漫画を書けばいいと思う。(そっちの方が違うニーズを開拓できると思うし)