機動戦士ガンダム00セカンドシーズン第18話感想&備忘録「交錯する想い」
今回は、「無力な存在」である沙慈君の決意が、「沙慈―ルイス」の関係性を修復させ、それが決定的と思われた対立構造に解決の糸口を見出す、そんな話。
「会いに行くぞ、沙慈。」(刹那・F・セイエイ)
「ああ、行こう、刹那!」(沙慈・クロスロード)
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本編感想
「無力な存在」であるマリナさんが「歌」の力を「みんなの『平和を願う心』をまとめる力」に変える存在で、ダブルオー空間(仮)から「全人類に大して同時に」変革をもたらす存在だとすれば、同じく「無力な存在」である沙慈は、逆に敵味方に分かれてしまった「沙慈―ルイス」の関係性の(恐らく「ダブルオー空間(仮)」による対話による)修復を戦場から波及させて、同じように敵味方に分かれてしまった/関係性を絶った者同士の関係性を修復させる起爆剤になるのだと思います。
「ルイスを撃つつもり?」(沙慈・クロスロード)
「それは、お前次第だ。
戦いは、破壊するだけじゃない、作り出す事だって出来る。
俺は信じている、俺達のガンダムならそれが出来ると。
あとは、お前次第だ。」(刹那・F・セイエイ)
「僕は、引き金を引けない。」(沙慈・クロスロード)
「分かっている。」(刹那・F・セイエイ)
「ルイスに叫び続けることしか出来ない。」(沙慈・クロスロード)
「分かっている。」(刹那・F・セイエイ)
「それでも、僕は、僕は…」(沙慈・クロスロード)
「会いに行こう、ルイス・ハレヴィに。」(刹那・F・セイエイ)
「ああ…。ああ!」(沙慈・クロスロード)
多分刹那は、マリナさんとの出会い、数度に渉るダブルオー空間(仮)の経験、「平和を願う心」に反応するOOガンダムに乗っている事などから、恐らく直観的に沙慈の存在の重要性を理解しているから「お前次第」と言っているんじゃないかと思います。
また、その後の、思い人の名を口にするシーンでも、沙慈を筆頭に、まるで数珠繋ぎのように距離の近しい者が入れ替わり登場しているシーンも、「無力な存在」の筈の沙慈から変革が始まる事を暗示しているみたいなんですよね。
「ルイス…」(沙慈・クロスロード)
「沙慈…」(ルイス・ハレヴィ)
「母さん…」(アンドレイ・スミルノフ)
「大佐…」(ソーマ・ピーリス)
「マリィ…」(アレルヤ・ハプティズム)
「アニュー…」(ロックオン・ストラトス/ライル・ディランディ)
「ヴェーダ…」(ティエリア・アーデ)
「ガンダム…」(刹那・F・セイエイ)
あれ、何か約一名足りない…
…と思ったら、マリナさんが大変な事に…
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次回予告
機動戦士ガンダム00セカンドシーズン第19話「イノベイターの影」
人の恋路を邪魔するヤツは、馬に蹴られて三途の河だ!
それにしても、セラフィムガンダム。欲しいなぁ…
HG 1/144 GN-009 セラフィムガンダム (機動戦士ガンダム00)
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おまけ
先週はガンダム見てた時間以外は自宅で仕事していて、本来休みの筈の水曜日も食事と睡眠以外はほぼ仕事と、さながら修羅場の様相…というか実際修羅場だったのですが、そんなワケでサボってました。
あんまり働きたくないのに…(ダメ)
そんなワケで、今回の感想は短めです。反論は却下する!(ブシドーっぽく)
そういえばプリキュアの感想は書いてましたね…
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