ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-第11話感想&備忘録「強襲 ―灼熱の使者―」
あれ?今回は脚本いいな、と思ったら、いつもの爆笑脚本の「前川淳」さんではなく、「宮崎真一」さんが脚本を担当されていたそうです。また来週からは「前川淳」さんが担当されるそうですが、「前川淳」さんはもうちょっと担当回を減らした方がこの作品の為だと思います。だって、脚本が変わるだけで作品の輝きがこうも違うとねぇ。少し自重した方がいいとも思っちゃいますよ。
- 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
- 発売日: 2008/01/23
- メディア: DVD
- クリック: 24回
- この商品を含むブログ (28件) を見る
オリジナル・ドラゴンは「運命」側の徴候を見せているが今は「宿命」側の存在。
今回は第四のオリジナル・ドラゴンが人間形態を披露。
オリジナル・ドラゴンが教授の言うとおりマスターの命令に従わなくてもいいのなら、オリジナル・ドラゴンの立ち位置は「運命」側に近い筈なんですが、教授の「意志」を否定したりと、第四のオリジナル・ドラゴンの立ち位置は「運命側」と「宿命」側との中間という感じです。
「オリジナル・タイプのコミュニケーターはマスターの命令に縛られない。」
「それが私の、意志だからだ。」
「意志だと!?意志だと!?」
面白いのは、レゾナンスした事で、変化が見えている事かな。
「何だ、これは何だ。」
「お前達が、我々を変える。ならば――」
これは、冒頭で教授が涙を流したのと類似しています。
「これは、なんだ。どうして、こんなものを。私は――」
教授が2年の歳月を経て「自由意志」を持ったのなら、第四のオリジナル・ドラゴンにも同じような事が起こる事を期待してもいい筈。
カズキ君
司令の「だが、その度胸、嫌いでない。」を真に受けて一路ギオの所に向かいます。
「そうか!待ってろよ。」
まともに考えれば、司令のそれは暴走気味のカズキ君を飼い慣らす為の方便だと思うんですが、最早まともな思考力が無いカズキ君。果てはギオの事を最期までモノ扱いしてジン君に殴られ、ギオに吹き飛ばされてます。
「なら、お前も、もう要らない!」
それでも、サカキ司令がドラゴノーツに置いておいて、ウィドーさんが見捨てていないということは、カズキ君にはまだ存在価値が有るという事。知っての通り展開が全く読めないアニメなので、取り敢えず「宿命」側に倒れて、タナトスの手先になったり、ジルアード軍に寝返ったりするという事にしておきます。
「だったら、逝っちまえ!」
次回予告
ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-第12話「降臨 ―示された道標―」
おまけ
「私に何か隠している?」
何故その勘の良さが先回出なかったかな。あ、先回裏切られたから疑問を持てるようになったのか。