ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-第14話「朋友 ―違えし未来―」感想&備忘録
この作品、「ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-」は「自由意志」と「変化」をキーワードとする「運命」と「強制」と「不変」をキーワードとする「宿命」の対立を中心に展開されるお話です。
ドラゴンに強制を強いるタナトス、トアさんに強制を強いるアーシム王子、ギオに強制を強いるカズキに対し、ドラゴンに自由意志を芽生えさせ、トアさんと共に歩み、ギオと共に戦うジン君の対立構造がこの話の肝腎です。
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カズキ君以外のドラゴノーツみんなが「自由意志」を掲げてジン君達一行を見送り、その気持ちを受け取ったジン君は、やはり「自由意志」でドラゴノーツに帰ってくることを約束。
「ジン君、『自分の信じるままに行け。それが男だ。』と、君のお父さんが言ってたよ。」
「俺はもう一人じゃない。一人なのはトアの方だ。
待っててくれ、トア、今助け出してやる。」
あと、ライナさんにとってのハウリングスターさんは、「カミシナ・エイジ」さんなんですね。中の人がどうとかいう事ではなく、ライナさんには「カミシナ・エイジ」という存在がすごく大きなものだったので、ハウリングスターさんが「カミシナ・エイジ」と似た豪放磊落な性格になったのだと思います。
「そうだ。いくら俺達が強大な力を持ってるからって、それだけじゃダメなんだ。
その力をうまく引き出してくれるマスターが必要なんだよ。
ゴチャゴチャ言わずに一緒に宇宙を飛ぼうぜ。
細かい事なんて、宇宙からこの美しい地球を見れば一遍に吹っ飛んでしまうさ!」(ハウリングスター)
「誰だって最初は緊張するもんだ!
だがな、そんなもんは 宇宙に出ちまえばいっぺんに吹っ飛ぶぞ!
宇宙はいい!特に宇宙から見た地球の美しさは格別だ!
人生が変わると言ってもいい!」(カミシナ・エイジ)
次回予告
ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-第15話「抱擁 ―呼び合う者達―」
今回、カズキ君が「宿命」側のキーワード、「強制」と「不変」を掲げての爆発オチをやらかしてくれましたので、今度会う時はタナトス側かジルアード軍側でしょう。さよーならー。