2008年1月20日の修行の備忘録

その1

1.跪座の状態から開始。
2.胸座を捕まれたら相手のの甲を相手と違う側の手の親指の背で押さえつけて体を捻って相手を崩して当て身を入れる。
3.捕まれたまま固定しておいたままで、空いている反対側の腕と脚を同時に動かす。腕は持ち上げて、膝を立てる。
4.腕の前腕部と肘の付け根を親指の背で目の前まで持ち上げて、相手の腕が直角に曲げられたまま手が下方向を向くようにし、更に相手が膝を立てるように崩す。
 相手の膝が立ったら即座に体軸で回転させて手刀で斬るように投げる。

その2

1.立った状態から開始。
2.相手が手甲で気管を潰そうとしたら顎を入れて首を守る。
3.相手の脇腹に同時に当て身を入れて崩した瞬間に踏み込んで相手の顎を押し上げる。
4.押し上げた腕を伸ばしたままで相手が仰け反った所で帯を下から掴んで腕はそのままで腰を後方に落として、相手の体重の起点を帯で掌握する。
5.掌握した体重を下に落とす。この際に帯を掴んでいる手で着地と当時に当て身を加える、膝の上に落とすと同時に当て身を加えるなど変化させても良い。

その3

1.立った状態から開始。
2.相手が手甲で気管を潰そうとしたら顎を入れて首を守る。
3.相手の脇腹に同時に当て身を入れて崩したら、相手の片方の肘を掬うように押し上げて垂直に立て、、もう片方の肘は手刀で押し下げて垂直に下ろして崩す。*1
4.上半身が縦に捻られて重心がズレた所に、自分の重心を当てて重心を乗っ取る。
5.相手の腰を持ち上げたりはせずにそのまま体軸を中心に回転させて相手を袖を掴んだまま相手を投げる。
6.袖を片手で封じて止めを刺す。

その4

1.相手から順手で捕まれた状態で開始。
2.手刀を立てて相手の腕を極めた状態でもう片方の手甲を交差させるように移動させ、自分の親指が相手の腕の脈を計るような位置に置いてしっかり掴む。
3.そのまま左右どちらかに動いて、自分の肘を相手の肘に当てて肘を使って掬い上げて踏み込む。
4.掴んだ手は常に中心線で額の辺りに固定した状態を維持したまま、腰を使って相手の腰をぶつけて重心を奪い、移動に伴って頭にぶつからないように頭を下げるが、腕を後頭部に摩るようにする。
5.そのまま相手の側面を経て背後を取ると、肘を極めた状態になるので、取ってある相手の腕を垂直に落として、相手の腕を地面に固定して止めを刺す。

その5

 (先回の練習の導入部の別の型)
1.相手の手刀を手刀で捌いて一瞬相手の体軸中心の螺旋を描いていなし、次の瞬間に逆向きの螺旋を描かせて崩す。

2.相手の腕を下から支えるように添え、親指を進行方向に向ける。もう片方の手は相手の首筋に添える。決して掴まずに体軸方向に力を掛けながら相手を歩かせる。

3.崩れて次の一歩を踏み込む寸前に下から上に放物線を描くように逆方向に倒す。

*1:押し下げて崩す際に、肘に手刀で下げる方法もあるが、下から肘を掴んで親指でツボを押して無効化する方法もある。