2008年2月3日の修行

その1

0.跪座で相手に両手を捕まれた状態から開始
1.両手を合掌したまま相手の喉笛に向けるつもりで持ち上げ、相手の腕が伸びきった所で、合掌の状態を維持したまま手首を切るように投げる。

その2

0.跪座で相手に両手を捕まれた状態から開始
1.相手の力を利用して片手を斜め後方下側に移動させて崩す。もう片方の手は肘から先全体を使って掌を返す。
2.掌を返した方の手で相手の胸座を押し、斜め後方下側に移動させた方の手と等間隔に保ちながら投げる。
3.膝行して相手の背中を腿に付けて、手首を決めて止めを刺す。

その3

0.跪座で相手に両手を捕まれた状態から開始
1.相手の力を利用して片手を斜め後方下側に移動させて崩す。もう片方の手は肘から先全体を使って掌を返す。
2.掌を返した方の手で相手の腕を極めたまま肘から先の側面全体で相手の腕を押し上げて投げる。
3.膝行して相手の背中を腿に付けて、手首を決めて止めを刺す。

その4

0.鏡面対称に腕を捕まれた状態から開始
1.掌を返して一緒に相手の掌も返った状態で相手の腕を持ち上げ、相手の腕を完全に伸ばして固定する。但し、肩の関節が柔らかい場合は外れてしまうので相手の肘を相手の胴に押し付けて固定する。この時、伸びている相手の腕の方が曲がっている自分の腕の方が力が入りやすい形になっているので、踏み込んで体の体重を利用して極める。
2.相手の手首を掴んで腕を封じて自分の手を外し、外した手で相手の親指の付け根に手刀を当てて押し付け、相手の肘が折り曲げると、自然に相手の体が回転するので、手刀を解除して相手の拳を包み込み、極めながら腕の側面を当てながら更に折り曲げて投げる。
3.小刀を持った手首を掴み、脚に押し付けて極めて刃物を奪う。

その5

0.刃物を持った相手の刺突から開始
1.相手の死角に入って相手と逆の手で刃物を持った方の手首の辺りに触れる。
2.手首に触れた手を自分の中心線に保ったまま相手の進む力を利用して相手を自分を中心に180度回転させ、触れたいた手を掴み、刃物を持った手の甲に親指を当てて相手の肘を折り曲げるように投げる。

その6

0.刃物を持った相手の袈裟切りから開始
1.袈裟切りが発生する前に刃物を持った方の手首を手刀で止め、鳩尾に当て身を入れる。その際、刃物を警戒して本来は相手の正面から開始する所を側面から仕掛ける。
2.鳩尾に入れた後にすかさず、体のバネを利用して両足を揃えながら顎に当て身を入れる。
3.相手の足の後ろに踏み込み、当て身を入れた手の親指を相手の脇に差し込み、掌は胸座を押して倒す。
2.小刀を持った手首を掴み、脚に押し付けて極めて刃物を奪う。

その7

0.刃物を持った相手の袈裟切りから開始(回転対称の場合)
1.相手の懐に入って、刃物を持った手首と相手の首に手刀を加え、刃を立てるように進行方向に垂直に小刀を立てて等幅のまま下方に螺旋を描きながら切るように投げる。
2.小刀を持った手首を掴み、脚に押し付けて極めて刃物を奪う。

その8

0.刃物を持った相手の袈裟切りから開始(鏡面対称の場合)
1.相手の肘に手首を当て、手刀全体を巻き付けるように触れて、そのまま片手で切るように投げる。
2.小刀を持った手首を掴み、脚に押し付けて極めて刃物を奪う。

その9

0.刃物を持った相手の刺突から開始
1.刃物を持った腕の死角に入って両手を使って刃物を持った手首と肘を手刀で押しながら踏み込む。
2.刃物を持った手の甲に親指を当てて掴み、更に手首を掴み、肘から先の側面全体を当てながら相手の肘を折り曲げ、刃物を相手の喉を切るように近づける。
3.そのまま相手の手首を曲げると相手が倒れる。
4.小刀と持った手首を掴み、脚に押し付けて極めて刃物を奪う。

その10

0.刃物を持った相手の刺突から開始
1.自分の手を交差して相手の刺突を体重を掛けて止める。
2.相手の手首を掴んで極めながら、その3からその9の要領で左右で投げやすい方に投げる。(実際は、腕を十字に組んだ段階でどちらに投げ易いかは決定している。)

その11

0.刃物を持った相手の刺突から開始
1.刃物を持った腕の死角に入って自重を使って相手の肘を内側に折り曲げるようにし、相手の体軸も同時に崩す。
2.相手の掌が上を向いて力が入らない状態になっているので、肘と膝を同時に当てて相手の握力を封じる。上手くすればこの段階で相手の刃物は手から落ちる。
3.刃物を持った手の甲に親指を当てて掴み、更に手首を掴み、肘から先の側面全体を当てながら相手の肘を折り曲げ、刃物を相手の喉を切るように近づける。
4.そのまま相手の手首を曲げると相手が倒れる。
5.小刀と持った手首を掴み、脚に押し付けて極めて刃物を奪う。