2008年2月10日の修行

その1

0.互いに跪座の状態で胸座を捕まれた状態で開始
1.膝を立てながら両手で拳を握ったまま掌を上に向け、それぞれに捕まれた腕と相手の顎に下から当て身を入れる。(相手の肘を伸ばさせる)
2.当て身を入れたらすかさず今度は相手の顔面と、相手の肘に打ち下ろす。(相手の肘を折り曲げる)
3.胸座を掴んでいる手の親指の付け根に親指を当てて掴み、もう片方の手で相手の肘をすくい上げる。この際、相手の方に決して力を掛けず、相手の脇が空くように相手の肩を回す。そうしないと相手の肩の骨を骨の皿に押さえつけてしまうと抵抗されるので、骨と皿を離す事を意識する。
4.相手の手を持ったまま相手を倒して肘を掴み、両手の親指に主に力を加えながら回して脱力させて止めを刺す。

その2

0.相手と鏡面対称に捕まれた状態で開始
1.掌を上に向けて相手の掌を上に向け、体軸を捻って相手を崩しながら相手の肩を押すようにする。
2.空いている手で相手の手首を掴み、相手の正中線に脚を踏み込み外した腕で相手の胸部に手刀で当て身を入れる。
3.当て身を入れた腕を相手の脇に入れ、手首を掴んだ腕を相手の臍の辺りに持って行き、梃子の形を作って腕を極めたまま相手の重心を奪う。この際、臍の辺りに持って行ったら決して前に押さずに下に押す。
4.そのまま更に踏み込んで、この時初めて斜め下に押して倒す。

その3

0.相手と鏡面対称に捕まれた状態で開始
1.掌を上に向けて相手の掌を上に向け、体軸を捻って相手を崩しながら相手の肩を押すようにする。
2.空いている手で相手の手首を掴み、相手の正中線に脚を踏み込み外した腕で相手の腹部に当て身を入れる。
3.相手が当て身に気付けば腹に空いている手を持ってくるし、気付かない場合でも相手の腕は腹に自然に来るので、その手を掴んで、相手の脇の下にくぐらせ、梃子の形を作って腕を極めたまま相手の重心を奪う。この際、臍の辺りに持って行ったら決して前に押さずに下に押す。
4.そのまま更に踏み込んで、この時初めて斜め下に押して倒す。

その4

0.相手の正面打ちに対して手刀で止め、肘を押さえ、相手の腕を肩の骨の皿に押し付ける。
1.そのまま腹部に当て身を入れる。
2.再び肘を掴み、手刀を作っていた手を相手の腕に絡めるように接させながら相手の腕を押して相手を床に倒す。この時、相手の股関節の皿に相手の骨を当てるように意識する。
3.肘を掴み、倒した相手の手を腿に当てて体重を掛けて極めて止めを刺す。

その5

0.相手の正面突きに対して、体を捻ってかわしながら片手の親指を手首を引き込み、もう片方の手は手刀で肘を押さえつけ、体を捻って相手を倒す。
1.手首を掴んで相手が倒れたら脚の膝で相手の腕を天井方向に立てて極め、空いた方の手で止めを刺す。