無用!たかが20歳前の小僧から労られる程ヤワな人生は送っていない! コードギアス反逆のルルーシュR2第24話感想&備忘録「TURN24 ダモクレスの空」
正に「心」の力の勝利。
シュナイゼルとルルーシュの力量の差は、ルルーシュが「シュナイゼルの本質」という「シュナイゼルの心」を推し量る事で勝利。(「シュナイゼルの心」というのは、実はBiglobe背信の23話の次回予告30秒バージョンでキーワードとして出されていたりします。)
「勝つとか負けるとか、そんな心が私に残っていたとはな。」(C.C.)
そして、いよいよ最後の「心」、ナナリーとの対話が始まる。
「お兄様、私にもギアスを使いますか?」(ナナリー・ヴィ・ブリタニア)
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本編感想
ルルーシュとシュナイゼルの戦いは、ルルーシュがかつて切り捨て、シュナイゼルが意にも介さなかった「心」。しかし、今までの物語でルルーシュは「心の力」を知ったから、最後の最後でシュナイゼルを逆転するのが熱い。
「俺は何度も見てきた。
不幸に抗う人、未来を求める人、みんなが幸せを求め抗い続けた。
ギアスも、仮面も、その根源は―――」(ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア)
また、かつて「断罪者&受罪者」であった登場人物達がお互いの「罪」を赦しあって「贖罪者&免罪者」となってるのが更に熱い。
ルルーシュ | → | C.C. | 「恨んでいないのか?」 | 「お前がいたから、俺は歩き出す事が出来たんだ。(恨んでなんかいない、感謝している)」 |
スザク&ニーナ | → | ルルーシュ | ユフィの仇である俺に、ゼロによく付き合ってくれた。 | 「でも、それとは別に私自身の答えを出さなくちゃいけないと思ったから」 |
また、シュナイゼルを確保するのも熱かったけど、ルルーシュと、ルルーシュを嘗て憎んでいたスザク&ニーナの友情パワーでフレイヤを止めるのも、観てて感慨深いモノがありました。
あとは同じようにルルーシュとナナリーが違いの「心」を知り、赦し合う事で物語は完成するという事ですね。
ルルーシュ | → | ナナリー | ?(自分はゼロを演じてきた罪人) | ? |
ナナリー | → | ルルーシュ | ?(自分はフレイヤを撃った罪人) | ? |
とは言っても、スザクが「これが結果だ!」と結果主義を掲げたままなので、もう一波乱ぐらいはありそうなんですけどね。
ナナリー
ダモクレス内でナナリーが登場する度に蝶々が飛んでいたのに、それが出なくなったりと、「目を開ける予兆」らしきものはありましたし、ダモクレスの鍵が見えないという状況でこれ以上無いくらい盛り上げてくれたので、ナナリーの目が見えているというのは九割九部確実だと思うのですが、もしかしたら、ナナリーは目が見えないままなんじゃないかというのもあり得るかな、と思ってます。実際には目が見えていないのに目を開けたなら、ギアスは通じないと思われるので、ナナリーがあそこまで強気に出られる理由も分からなくはないし、それなら、「『ギアス(強制)』では通じなくても、『心』なら通じる」というのでうまいこと着地するとも思えるんですよね。
まあ、どっちでも着地点は「赦す」事に違いは無いのですけど。
シュナイゼル
「そうか、黒の騎士団にも消えてもらう好機だけど―――
いや、いけないな、これは欲だ。」(シュナイゼル・エル・ブリタニア)
シュナイゼルが言う「人の欲」(ルルーシュに言わせれば「人の心」なワケなのですが、この捉え方の違いがルルーシュとシュナイゼルの差)があるから、変化が生まれるけど、それでは安定しないから世界に不幸が溢れ、安定させようとすれば、「欲」を否定しないといけない。シュナイゼルに「欲」が無い、あるいは極端に希薄だからできるワケで。
アヴァロンクルー
「イエス、ユア マジェスティ!」(アヴァロンクルー一同)
「ミャー」(アーサー)
やはりアーサーは神なのだろうか?
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次回予告
コードギアス反逆のルルーシュR2第25話(最終話)「TURN25 Re;」
おまけ
感想書くの遅れましたー。(えへ)
放送自体はリアルタイムで視聴してましたが、引っ越しをしなくてはいけなかったので、そちらを優先させていただきましたー。
ちなみに、この感想自体は、フェリーに揺られながら書きました。
なので、多少脳が緩いのは勘弁して下さいね!