機動戦士ガンダム00セカンドシーズン第2話感想&備忘録「ツインドライヴ」
「平和」の達成には「平和を願う心」が何よりも必要というメッセージ。
ファーストシーズンで「俺が、俺達が、ガンダムだ!」を承けて「平和を願う心」こそが「ガンダム」なのだという叫びが熱い。
「これが、俺達の、ガンダムだ!!」(刹那・F・セイエイ)
この「ガンダムOO」という作品に於いてはイオリア・シュヘンベルグは殆ど「神」です。科学力などの知見も然る事ながら、トランザムを託した時のように、「平和を願う心」を信じていた人格も持っており、その姿は「平和」を願う「神」の姿です。(まあ「顔」が悪人面であること以外は)
イオリア・シュヘンベルグ | 「平和を願う心」を信じる | → | ガンダムマイスターに全てを託す |
GNドライヴ | イオリアの「平和を願う心」そのもの | → | 刹那という「平和を願う心」があって始めて、それに応えて起動 |
なので、「何故だ、何故安定しない!何が足りないというんだ!」というイアンさんの台詞を聞きながら、「やっぱり心でしょ」とツッコミを入れてニヤニヤしながら、「心」である刹那の登場を心待ちにしてたのですが、個人認証で「刹那」を認識してトランザムが起動してからは、やっぱり分かってても燃えざるを得ない展開。
Sunithaはやっぱりこういうの大好きです。バカでごめんね!
第1話「天使再臨」で、「人の心」を持たない自律稼動のオートマトンが出てきて、そこに第2話で「人の心」を持たなければ意味を成さないガンダムと来たように、この二つは非常に対照的で、これから自律稼動のモビルスーツが出てきたりするのでしょうが、ガンダムは、「平和を願う心」は、絶対に負けないと信じていたいと思います。
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本編感想
「ヤツ等は既に、14件もの「鎮圧」という名の虐殺を行った。
被害は数万人規模、その情報は全て揉み消されている。
お前も、ヤツ等のやり方は味わった筈だ。」(ラッセ・アイオン)
アロウズのやってる事は、ファーストシーズンでソレスタルビーイングが「介入」という名で行って来た事と対極にある「鎮圧」という名の行為。
しつこいですが、「平和を願う心」がガンダムなので、その「心」が無いアロウズはやはりマイナス要素。
それを聞いた沙慈君は、ルイスさんから全てを奪ったのが「ガンダム・スローネ」であり「ガンダム」ではないと知って、まずは「憎しみ」からのスタート。
また、ラッセさんに聞かされた「世界の真実」。
絹江さんやお父さんが生きてたら、間違い無く追ったであろう「真実」。二人の「真実を追求する精神」を継承している沙慈君には否が上にも期待が高まろうというもの。
ロックオン・ストラトス(ライル)
「ロックオン・ストラトス…」(フェルト・グレイス)
「違う、あの男は彼じゃない…」(ティエリア・アーデ)
期待通りの反応ありがとうございます。
たっぷり昼ドラもかくやという愛憎劇をお願いします。(ドクロ)
あとは、カタロンとの接点になっているので、裏切りとかそんなのも宜しく。
カタロン
なんかこの白い兄さん、クラウスさんは、正論ばっかりでどっかの「白のキング」みたいで怪しい。
マリナさん
あっさり捕まったマリナさん。
SPとかいないの?
というか、部屋に入ってきたのが二人って、アザディスタンはどんだけ警備を舐められてるんですか…。
OP&ED
OPが2分以上あるかなり贅沢な仕様なのに、第1話限定じゃなくて、これが通常版なのですね。凄いな。
どちらも歌詞に「落ちる(堕ちる?)」を含んでいるように、一度落ちるとこまで落ちてそこからまた歩き出すような感じです。
どっちもかなり好き。
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次回予告
機動戦士ガンダム00セカンドシーズン第3話「アレルヤ奪還作戦」