機動戦士ガンダム00セカンドシーズン第16話感想&備忘録「悲劇への序章」
2ndシーズン開始の時点で情報統制の溜めは用意されていたので、このクーデターの失敗によって、3つの布石が作動していよいよ「変革」が始まる…という所ですね。
1つ目の布石は、マネキンさん、ビリーさん、アンドレイさんといった、思想とは無関係にアロウズに参加している人達の中に芽生える「疑念」。
2つ目の布石は、市民に呼び起こされる「死の感覚」。
最後の3つ目の布石は、刹那から始まる「自分自身の変革」(これが全人類に波及していく)
そしていよいよ「情報統制」の堤が決壊、社会体制のような形の変化ではなく、個々人の精神のレベルでの、真の変革が始まる…という所なのでしょう。
「たとえそうなったとしても、良識ある市民、優れた政治、そして抑止力となる俺たち軍隊が正常に機能すれば、道は開ける。
互いの緊張を緩和し、相互理解を深め、協力しあう。
そして、世界は緩やかに統一されていくんだ。」(バング・ハーキュリー)
それにしても、絹江さんが生きていたらこんな状態を絶対放っておかないのに…。絹江さん…。
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本編感想
「私は純粋に戦いを望む!」(
グラミスター・ブシドー)
「戦うだけの人生!」(刹那・F・セイエイ)
「ガンダムとの戦いを!」(ミスター・ブシドー)
「俺もそうだ!」(刹那・F・セイエイ)
「そして私はガンダムを超える!それが私の――生きる証だ!!」(ミスター・ブシドー)
「だが今は――そうでない自分がいる!」(刹那・F・セイエイ)
刹那咆哮。
1stシーズンの時点では、刹那も「戦って平和を勝ち取った後」を考えていなくて、ただ贖罪の為とはいえ、自分自身を犠牲にするという点では、クルジスの少年兵時代から変わっていなかったのに対して、2ndシーズンでは、マリナさんとの対話の影響もあり、「戦後」の「自分を含めた兵士達の身の振り方」を意識するようになったから、刹那の中にも確かにあるミスター・ブシドー、アリー・アル・サーシェス、つまり「無意識の悪意」に対抗する背景ができあがった感じです。
「分かっているロックオン、ここで俺は変わる、俺自身を、変革させる。」(刹那・F・セイエイ)
Sunitha思うんですけど、ブシドーとサーシェスは、ゲームマスターにでもなって平和に闘争していればいいと思うんだ。(バカ)
スミルノフ親子
何気に重要なポジションにいる親子熊。
父親は過去の過ちを繰り返さない為にも全てを見届ける覚悟ですし、
「私は、もう二度と――」(セルゲイ・スミルノフ)
息子の方も、いい年こいて反抗期していますが、ルイスさんのそばにいる、マリィさんとも知り合いと、間接的な影響を及ぼす人間としてかなりいいポジションにいます。
「私は父のような生き方はしません!
それを証明するため軍人になることを選んだのです!」(アンドレイ・スミルノフ)
だーかーらー、そういう頑固なトコとかがそっくりなんだってばー。(バカ)
あと、次回予告の「扉」を開けて中を覗いている、目が死んでる少年は、アンドレイですよね?
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次回予告
機動戦士ガンダム00セカンドシーズン第17話「散りゆく光の中で」
ED
いいですよねぇ、trust you。私は早速flv形式に変換してヘビーリピート中。
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