魔法少女リリカルなのはStrikerS感想第5話「星と雷」
第5話「星と雷」感想
今回は「守りたい」という気持ちで「力」を制御する「意思」を獲得するお話。
キャロさんは、強大な力を持っている為に故郷を追われ、その事がトラウマになって、「共同体の喪失感」とリンクする形で「強大な力」=「誰かを傷つける力」という恐怖感を抱いていたのが、「仲間(≒家族)の獲得」とリンクする形で、「強大な力」=「誰かを守れる力」と、なのはさん達によって再定義される過程が最高の燃え展開。
キャロさん
「守りたい。優しい人を、私に笑い掛けてくれる人達を、自分の力で、守りたい!」
個人的には、この「強大な力の制御」というのは、そのまま「レリック」についても言えるかも知れないなあ、なんて思ってます。
今は「巨大な災害」しかもたらさない「レリック」の謎が解ける事によって、「誰かを守れる力」に再定義されたら面白いかもです。
今回キャロさんの過去話が挿まれたワケで、第一話のスバルさんの過去話を加えると、これで二人目。残るはティナさんと、エリオ君。
エリオ君の過去話は、話の展開上、1クールの後半に持って、来ざるを得ないですし、ティアナさんの過去話は、「夢」と「友情」の間での葛藤が入りそうなので、2クール目の中盤辺りに挿まれると予想されます。なので、来週以降は、深い話にならないまでも、過去を仄めかすエピソードが数回挿まれるという位かな。
さて本編、特攻少女☆チーム的なノリでヘリから颯爽と飛び降りたなのはさんに続いて、綱無しバンジー敢行する新人さん達4人、初陣にして過酷。千尋の谷に突き落とすにも程が有るよ、なのはさん。
フワフワと飛べるなのはさんとは違って、スバルお嬢さん達は、機械の不具合で変身出来なかったらシャレにならない気がしました。
なぜヘリの上で変身してから降下しない。
なのはさんと同じ部隊にいる人達は任務の度に命知らずで、完璧超人の、なのはさんに付いて行かないといけないのでしょうか。流石は選抜で選ばれた4人、なのはさんの新人研修と称する地獄の猛特訓の成果か、「恐怖」がすっかり消えてやがる。
辛うじて良識があるのは、地上で変身したフェイトさんと、ヘリ内で変身したリインさん。この作品の良識は、最早この二人に期待する以外に無い。
約6分を変身に費やしやがった。変身バンクで鳴らしたセーラームーンをぶっちぎりで凌駕、流石に10年も魔法少女をやってるだけの事はありますな。
見終わった後で振り返ってみたら、フェイトさんの変身シーンしか頭に残っていなかったのは気の所為だと信じたいと思います。
そして今週のスバルお嬢さん、今週もガジェット1型を撃破した後は、特に大した成果は無し。
2型はなのはさんとフェイトさんが撃破、3型はエリオ君とキャロさんの「愛」の力で撃破。
まるでいいトコがありゃしない。
やっとこさ悪役登場しても、「プロジェクトFの残滓」と、焦点がフェイトさんとエリオ君に向いていて、スバルさんは眼中にもありません。
当ブログでの見解では、カリムさんが黒幕に違いないと偏見を持っているので、とりあえずこの怪しげな人が1クールの敵だと認識。
それにしても、このままスバルお嬢さんの出番がどんどん少なくなっていったらどうしよう、どうしよう・・・。
GW中だというのに、一日中荷物の梱包と開封を繰り返しています。
やっぱり引っ越し業者さんに頼めば良かったかも・・・でも、カオス状態の自宅は他人には見せられない・・・