Amazonにて本日第九巻を確認。 発売日は3/26日。ついでにＴＶ未放送の第26話も付いてるぜ！ まだ買おうか決めかねている人は第26話の予告編を見てから決めてくれ。（リンク先） Sunithaの黒の契約者の感想はここから DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 9(最終…

まず、全ての前提として、黒さんは、「人間」でも「契約者」でもあるという事実がすごく大事です。これは、もともと黒さん自身が「人間」と「契約者」の共存の象徴である事を示していて、ラストで黒さんが見せた「真の力」は、黒さんが元々持っていた「共存…

一人、また一人契約者が命を落とす。、一つ、また一つ、天は星を落とす。 黒＜ヘイ＞さん達は大切な仲間達を一人、また一人失い、出会った敵も、顔も知らなくともゲート内で戦う契約者達も「命」という対価を払い、アンバーさんも命を賭けて契約者達の生き残…

今回は、黒＜ヘイ＞さんと霧原さんが対話を重ねる事で「自分の過去」に、「組織」に立ち向かう決意を決める過程が、何気ない雰囲気の中に切なく描かれていたのがすごく印象的でした。 異様に格好いい黄さんが目印のＤＶＤ最新巻は10/24日発売 DARKER THAN BL…

「合理的」ではない黒い契約者、「勝ち目が無い」のに向かってきた理解し難い契約者。 名前も知らないBK201と呼ばれた契約者と「同じ」黒い装束を身に纏った「黒の契約者」。今回は彼、ノーベンバー１１のお話。 霧原さんが目印のＤＶＤ最新巻は9/26日発売 D…

今回はノーベンバー１１のこのセリフが全てを物語っていました。 「未咲。ここから先は敵も味方も無い。貴方の直感だけを信じて行動して下さい。ではまた後ほど。」（ノーベンバー１１） 要は、味方だと思っていたのが実は信条的に「敵」であり、敵だと思っ…

霧原さんが目印のＤＶＤ最新巻は9/26日発売 DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 3 [DVD]出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2007/09/26メディア: DVD購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (28件) を見る 人は誰でも本音ばかりで生きているワケじ…

今回のテーマは「酔う」。黄＜ホァン＞さんは「酔う」が「辛い過去を忘れる」を意味する暗喩から、「安らいで眠る」方向へと転換する方向に進むんじゃないかなと思います。 霧原さんが目印のＤＶＤ最新巻は9/26日発売 DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 3 [DVD…

冒頭は一橋さんの「思い出」から始まりました。そうか、成る程、こう来ましたか。先回の感想ではテーマを「反逆」として、黒＜ヘイ＞さん、桜井さん、一橋さん、それぞれの「反逆」を対比するんだと書いたけど、「反逆」に至る理由三者三様の「守りたいもの…

今話のテーマは、恐らく「反逆」。明日コードギアスの24、25話の放送だとか、そういうのじゃなくて、かなりマジメな話です。 恐らく、「桜井さんが一橋さんに対する反逆」と、「一橋さんの組に対する反逆」の二つを対比させるのと同時に、「黒＜ヘイ＞さんの…

今話は、ノーベンバー１１が、「取るに足らぬ人間どもよ！支配してやるぞッ！！我が“知”と“力”のもとにひれ伏すがいいぞッ！」的なノリで「契約者は人間を越えた存在」と考えている「イブニング・プリムローズ」ではなく、「契約者だって人間だ！」のスタン…

第２クール突入と同時にクライマックス的展開。黒さんのいる組織、ＭＩ６、霧原さんのいる警視庁の３勢力がアンバーさん達のグループの活動がきっかけとなって「ライン」を作り続ける地上の動きと、大黒斑周期と地獄門の作りつつある「ライン」の天体の動き…

今回のDARKER THAN BLACK 黒の契約者は、前回提示されたテーマ、「形があれば心が宿る」を銀さん、ベルタさん、黄さんが、「月の光」によって、それぞれの形で体現した構成がすごく美しかったのが、見終わって最初に感じた感想でした。 銀 ――「月の光」で「…

第13話「銀色の夜、こころは水面に触れることなく･･･前編〜」 今回のテーマは「形があれば心が宿る」です。さて、銀さんに心は戻るのでしょうか？答えはＹＥＳです。何故なら、今話では、「形」があるのならそこに「感情」が宿るという描写が繰り返されてい…

作風は黒いのに、セカイ系＆らき☆すた的なお話なのが素敵でした。 今回の要点は、ニックさんの「夢」を黒さんが「観測」した事で、「世界」に影響を与えたという事と、「流星の欠片(=流れ星)」が願いを叶えるという点で、黒さんと、ニックさんの過去が繋がっ…

この前編では、意図的に「あらゆる可能性があり得る」、「不確定性」を視聴者に印象付けようとしている感じ。「誰がカリーナさんを殺したの？」、「ニックさんは『流星の欠片』で何をしたいの？」、「ミーナさん、何だか怪しくない？」と、「不確定性」を提…

今回は、未咲さんが前回提示された「動機」を再認識するお話。 けれど、誤解してはいけないのが、魏さんの言ってる事は、実は「真実」ではありません。正確には、魏さんの言ってる事は、半分当たっていて、半分外れているワケなのですよ。 契約者である魏さ…

感想第9話「純白のドレスは、少女の夢と血に染まる･･･ 前編」感想 今回は「霧原さんの動機」のお話。 先回までの「契約者」側の群像劇はお休み。 今回は「一般人」代表の霧原さんの掘り下げ回です。 【完全生産限定版】DARKER THAN BLACK-黒の契約者- 1 [DVD…

第8話「五月雨にクチナシは香りを放ち･･･後編」感想 今回のテーマは「自分の体を失った契約者」、「自分の体」を失った事が半永久的な「対価」となって、本来の「対価」を払わなくて済む存在です。 当サイトの「対価」の解釈、「人間性の喪失」の代償行為と…

第7話「五月雨にクチナシは香りを放ち･･･前編」感想 今回の話の意図は、恐らく２つ。 一つは作風に新風を吹き入れる事と、もう一つは、黒さんの独立愚連隊化後の伏線の敷設。 ＢＯＮＥＳさんの特色ですが、暗くなる一方の作風を明るくしようとしているのが理…

第６話「災厄の紅き夢は東欧に消えて･･･後編」感想 今回描かれたのは能力者という存在の「悲しさ」でした。先回の感想では、サイモンさん共々、「契約者」の持つ「心」じゃないかと思ってたんですけど、サイモンさんが計算外にも死亡しなかったので、予想が…

第5話「災厄の紅き夢は東欧に消えて･･･前編」感想 今回のテーマは「契約者」の持つ「心」。 一人は、兵器として扱われ続け、摩耗して「喪失者」となってしまったハボックさん。 もう一人は、対価が「喫煙」なのに、タバコが苦手なジャックさん。 彼の存在は…

今週は、「家族」を失ってしまった父と娘が、それぞれの形で「家族」を取り戻したお話。 子供は、大人になるにつれて親に素直に接する事ができなくなり、親はそんな子供とどう接したらいいか分からず、お互いに距離を取る事になります。しかし、それは結局、…

第3話「新星は東雲の空に煌く･･･前編」感想 今週も黒の契約者のテーマ「失ってしまったモノを探し求める」に則って展開されました。 失ったモノは「家族」、或いは「家族の情愛」。 例によって黒さんの「失ったモノ」にも重なります。 舞 「兄弟とか、家族は…

第2話「契約の星は流れた･･･後編」感想 今回は、契約者の黒さんと、ドールの千晶を対照的に描く事で、黒さんが捨てきれない「感情」を浮かび上がらせていました。 この後編で、この「黒の契約者」が何を描きたいのか、やっと分かりました。 千晶 「変なの、…

第1話感想「契約の星は流れた･･･前編」感想 第一話を観た印象は、「失ったものを求める」事を意識した作品だなという感じです。 「あの夜、君の見た星空を僕は知らない･･･」 スタッフはエウレカセブンを作ったＢＯＮＥＳさん。 妖奇士は土曜の前番組のＢＬＯ…